5月7日は「コナモンの日」だそうです。
コナモンとは、「粉もん」のこと。たとえば、たこ焼き、お好み焼き、うどん、そば、ラーメン、パン、パスタ、餃子、肉まん、だんご汁……小麦粉はもちろん、米粉、とうもろこし粉、豆粉など、ありとあらゆる粉をベースにつくられた食べ物は、すべて「コナモン」です。
あれもこれも粉もんですね。
そんな「コナモンの日」は「日本コナモン協会」が定めた記念日……ということですが「そもそも日本コナモン協会って何してるの？」ということで、いろいろ調べてみました。
◆日本コナモン協会とはこんな目的でつくられたらしい。
日本コナモン協会は、タコヤキスト・生活文化研究家として活躍している、熊谷真菜さんを会長とし、2003年5月7日に設立したものとのこと。食文化研究者や愛好家が集まり、日々コナモンの発掘と普及に努めている団体だそうです。2014年にはジャニーズWESTを初代粉もん大使として任命しているとのこと！
ああ、「コナモン協会とは何か」を調べたら、「タコヤキスト」というまた新しい専門用語が現れてしまいました。コナモンの世界は広い……。
ちなみに協会のご神体もあり、それはなにかというと「粉」を作り出す臼らしいです。
たこ焼き技能検定試験や、粉もんアイデアメニューコンテスト、関西のご当地ソース博覧会を行ったり、親子向けのお好み焼き教室や焼きうどんの調理実習を行ったりと、粉もん文化を広めるべく、多岐に渡る活動を続けています。
◆日本コナモン協会にも、やっぱりゆるキャラはいるらしい。
この世にたくさんの数がいるゆるキャラ。日本コナモン協会にも、やっぱりゆるキャラはいるようです。その名も、「石臼生まれのウッスマン」と「小麦粉の精コナモ」！
石臼から生まれたウッスマン。実直な性格で、人から何かを頼まれると「うっす！」と応えてなんでもやってくれるそう。得意技はなんでも粉にひくこと。
小麦粉の精コナモ。まだ子どもの妖精で、話の語尾に必ず「……だも」とつけてしゃべります。好奇心旺盛で、美味しいものがあると聞くとすぐに飛んでいきます。頭の麦の穂を振るとコナモマジックが発動し、だれでも名料理人になってしまうという得意技を持っています。
いろんな粉もんを食べているバージョンもいます。
どれもかわいい……！
◆日本コナモン協会にとって最近熱いコナモンは、○○らしい。
2015年は、大阪・道頓堀の開削400年！ ということで、このためにお好み焼き店主たちと共同で数年かけて開発した「道頓堀やきそば」というものがあるそう。
一見うどんと勘違いしそうな極太麺と、こってりした道頓堀ソース、そしてコナモン協会が提唱する「だしツッコミ！」の3つの要素を満たしたもの。大阪の粉もんはだしが命なので、たとえば馬肉料理の居酒屋さんでは馬骨だしなど、それぞれのお店の特徴を生かしたレシピになっているようです。
現在も大阪府内60店舗ほどで販売されているのですが、今年からは全国に販売エリアを広げていく予定とのこと。新たなご当地グルメブームの予感！
◆コナモンの日を記念して、関西では粉もんグルメが特別価格で提供されるらしい！
5月7日のコナモンの日。なんと関西を中心に、100店舗以上のお店で、「イイコナ価格（1,157円＆570円）で、祝コナモンの日！」企画として、さまざまな粉もんが特別価格で提供されるとのこと♪ 気になるあの店この店のメニューが特別価格で食べられちゃうお得な企画です！
★詳細はコチラ→ イイコナ価格（1,157円＆570円）で、祝コナモンの日！
ふう、気軽な気持ちで調べてみたらかなり奥が深かった「日本コナモン協会」。協会理事のページを眺めていると「関西麺類研究所所長」「伝承料理研究家」「民俗学者・旅の文化研究所所長」など、そうそうたるメンバーが並んでいます。奥が深すぎます！
というわけで、「コナモンの日」に想いを馳せて、今日のランチやディナーはおいしい「粉もん」をいただいてみるのはいかがでしょうか？ あなたも素敵な粉もんライフを♪（後藤香織）
日本コナモン協会 公式サイト http://konamon.com/
©日本コナモン協会／アキューブ
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