別れ話の切り出し方は?傷つけず円満に別れるポイントや例文

別れ話の切り出し方は?円満に別れるための準備やLINE・電話での伝え方

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別れ話を自分からするのって辛いですよね。相手を傷つけてしまうのではないか、相手が怒り出すのではないかなど、不安がつきません。とはいえ、どうしても別れなければならないときもあるでしょう。そこで今回は、別れ話の上手な切り出し方をご紹介。LINEや電話での例文、話すのに適した場所などをまとめました。

別れを決意する理由は?

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まずは、別れを決意した理由について18~40歳の女性に聞いてみました。

◆彼の言動に耐えられなくなったとき

  • 「浮気・女性関係」(回答多数)
  • 「愛されていないと分かったとき」(回答多数)
  • 「彼の人間性を疑うとき・尊敬できないとき」(回答多数)
  • 「連絡が取れなくなったとき」(パート・アルバイト)

最も多かったのは、彼の言動にまつわる回答でした。彼の浮気や愛のない言動など、カップルであることに意義が感じられなくなれば、別れを決意するのも自然なこと。他にも平気で他人を罵倒する姿を目撃したなど、人間性を疑うような場面に遭遇して別れようと決意した女性も多く見受けられました。

◆彼から完全に気持ちが離れたとき

  • 「彼に対する愛が冷めたとき」(回答多数)
  • 「良い思い出を思い出しても情が湧かなくなったとき」(大学生)
  • 「他に尊敬できる素敵な人、自分が手に入れたい人が見つかった」(専業主婦)

こちらの想いが完全に冷めているようであれば、わざわざ付き合う理由もないですよね。別れを告げて新たな恋にステップアップしちゃいましょう!

◆ふたりの関係に将来性を見出せないとき

  • 「将来や結婚を考えられないとき」(回答多数)
  • 「一緒にいても楽しくなくなってきたとき」(回答多数)
  • 「一緒にいることがお互いのためにならないと感じたとき」(回答多数)
  • 「問題の解決を放棄されたとき」(大学生)

自分の将来を選べるのは自分だけですから、大切にしたいものですよね。この先も隣にいてほしい人なのかどうか、一緒に過ごしていくうえで自分が幸せになれるのかを考えてみるのも時には重要です。

◆価値観や考えの不一致

  • 「金銭感覚」(回答多数)
  • 「価値観や考えが合わないとき」(回答多数)

価値観や考えの一致は、結婚相手の条件としてもいつも上位に挙げられるほど重要視されやすいもの。長い時間を過ごすからこそ一致させておきたいものですし、無理に合わせるくらいなら別れを告げるほうが自分の人生のためになるのかもしれません。

別れ話の切り出し方

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実際に別れ話を切り出したことのある女性たちが「どう切り出したのか」をご紹介します。

いきなり話した

  • 「いきなり」(回答多数)
  • 「“話がしたい”とこちらから連絡を取り、別れ話を切り出した」(会社員)
  • 「単刀直入に」(会社員)
  • 「話の初めに切り出した」(アルバイト)

冷めていることを匂わせて

  • 「連絡や会う頻度を1ヶ月くらい減らして匂わせた」(派遣社員)
  • 「徐々に連絡頻度を少なくした」(学生)
  • 「会うタイミングを徐々に減らした」(会社員)

勢いで

  • 「喧嘩の勢い」(公務員)
  • 「色々話している最中に、友達に戻りたいと言った」(会社員)

不満がたまって

  • 「会えない日が続いたので、その話をする流れで伝えた」(派遣社員)
  • 「お互い意見を言うタイミングで“これ別れたほうがいいかもね”となった」(会社員)

「別れ話をするぞ」と心に決めて準備をしてから切り出す人もいれば、その場の勢いで「別れよう」と言う人も。

傷つけずに別れ話を切り出すポイント

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続いて、別れ話を円滑に進めるポイントをまとめました。

1.徐々に距離を置いていく

仮に自分が別れ話をされる側と考えたとき、いきなり別れ話をされるのと、なんとなく冷めた雰囲気になっているときに別れ話をされるのでは、ショックの大きさが違いますよね。別れの方向にスム―ズに持っていくために、デートや連絡の回数を少しずつ減らすなどして、少しずつ別れムードを漂わせておくのがポイント。相手も「もしかしたら振られるかもしれない」と心づもりを持てるので、別れ際に感情的になってトラブルに…なんてことも回避できるでしょう。

2.別れる理由を明確に

筋の通った説明をするためにも、理由付けは大切。別れたい理由をハッキリと明確化しておくことで、自分自身の意志がゆらぐこともなくなります。「どうして別れたいのか」自分の考えをまとめておくことで、別れのLINEを打つ際に感情的になってしまったり、相手を傷つけてしまったりすることも防げるでしょう。

3.即ブロック・拒否はしない

一方的に「別れたい」「もう別れる」とこちらの言い分だけを送り、そのまま受信拒否やブロックをするのはトラブルの元。相手に否があったとしても、よほどのことがない限りは避けましょう! 相手からの返信が来るか来ないかは向こう次第ですが、即ブロックしてしまうとこちらの印象が悪くなってしまいます。

4.別れのサインをにおわす

既読無視をする、そっけない返事をする、遊びの予定を立てないといった別れのサインをにおわすことも傷つけにくい別れ方のひとつ。徐々に相手に気持ちを見せていくことで、相手のダメージを減らせるはずです。

LINEで別れるときの例文

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別れ話を切り出すポイントをご紹介しましたが、続いてはLINEやメールで使える具体的な例文をまとめました。できるだけ相手を傷つけずにスムーズに別れ話が進む文章とはどんなものなのでしょうか? 送る文章に迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

1.「自分が〇〇だから、相手の△△が許せなくなってしまった」

相手の欠点を指摘する際には、自分の欠点によって引き起こされたものだと伝えることで、相手のショックを和らげることができます。このように相手だけを否定せず、自分の悪さも省みる姿勢を見せることが相手の反省を誘い、スムーズな別れにも繋がるのだとか。

2.「自分勝手でごめんなさい」

プライドの高い男性が相手の場合は、あえて自分が悪者になって別れ話を進めていくのもテクニックのひとつ。相手からすると、別れの理由を相手に押し付けやすいのもポイントになります。別れたい意思が明確なのであれば、すべての事由を自分軸にすることによって、相手に論破されることを防止できます。

3.「今までありがとう」

恋人としての関係性は終わりを告げても、友人・知人としての付き合いを続けていくことによって互いの人生が豊かになれば良いですよね。しっかりと「ありがとう」で締めくくることで、悲しいながらもいい思い出に変わっていくもの! あまりいい別れ方ではなかったとしても、感謝の気持ちを伝えられるくらいの大きい器は持っていたいですね。

電話で別れ話をするときの例文

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直接会うのは避けたいけど、LINEで別れるのはなんだか味気ない.….。そんな方は電話で別れ話をしたいと思うでしょう。次は電話版の「別れのセリフ」もご紹介します。 基本的な伝え方や心持ちはLINEと変わりませんが、電話で別れるときのポイントや、伝えるべきフレーズもチェックしていきましょう。

1.「別れたい気持ちは変わらない」

好きだった相手の声を直接聞くと気持ちが揺らいでしまう人もいると思います。ですが、別れたい理由を明確にし自分の気持ちの整理をした上で何をいわれようと「別れたい気持ちは変わりません」ということをきちんと伝えましょう!

2.「本当に好きだった」

お互いに好きだったとしても、様々な理由で別れなくてはいけない場面もありますよね。また、今は心変わりしてしまったとしても、付き合い始めのフレッシュだった気持ちに嘘はないはず。感謝の気持ちも込めて、好きだった事実を最後に改めて伝えるのもアリですよ!

3.「理由」をハッキリと

スムーズに別れるポイントとして、別れる理由を明確にすることがありましたが、はじめにしっかりと別れたい理由をハッキリと伝えることが大切です。改善が望めない理由なら、相手も納得してくれるはずですよ。

別れ話を切り出す場所は?

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別れ話をするのならどんな場所が最適なのでしょうか。男女へ調査してみました。

(アンケート/株式会社クロス・マーケティング QiQUMOにて調査)

静かすぎない飲食店

  • 「話しやすい場所」(回答多数)
  • 「適度にガヤガヤしている方が話しやすい」(学生)

ふたりきりになれる場所で

  • 「周りを気にしなくていいところを選ぶ」(公務員)
  • 「本音で話したいから個室で」(派遣社員)
  • 「誰にも邪魔されないから」(会社員)

あえて人目があるところを

  • 「相手によっては人目があるところを選ぶ」(会社員)
  • 「ケンカになることもあるので、人がいるところで」(アルバイト)
  • 「友人についてきてもらって、近くに座ってもらった」(会社員)

知り合いがいないところ

  • 「知り合いがいなそうな駅」(会社員)
  • 「思い出がない土地で話す」(会社員)

ふたりきりで静かに話せる場所という人もいれば、あえて人目がある場所を選ぶという人もいるようです。相手の性格や別れ話をしたときの反応などから、適切な場所を選べるといいですね!

【まとめ】

別れ話をスムーズにするための準備や、具体的な切り出し方・セリフなどをご紹介しました。気持ちが冷めていたとしても、別れ話をするのは負担が大きいもの。ふたりともが納得して、お互いの幸せを祈りながら別れられるといいですね!