聞き上手になるにはどうすべき?行動・性格の特徴やコミュニケーションを上手く取る方法

聞き上手になるには。特徴やコミュニケーション能力を高める方法

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コミュニケーションを取る上で「どう聞くか」はとても大事なこと。例えば付き合っている彼氏・彼女でも、友達同士でも相手が自分の話を全然聞いてくれな場合不満は大きくなりますよね! 逆に、自分の話をたくさん聞いてくれる人に出会うと「あの人ともっと話したい!」と好印象間違いなし♡ では、聞き上手な人って、いったいどのようなことをしている人のことなのでしょうか……? 今回は仕事にも恋愛にも役立つ「聞き上手」な人の特徴やポイントをご紹介します!

聞き上手な人の特徴【行動編】

まずは聞き上手な人の行動特徴を集めました。真似できるものはないか、チェックしながら読んでみて♡

1.聞き上手は「聞く:話す」を「7:3」で行う

聞き上手な方は「聞く:話す」を「7:3」の割合で行うと言われています。7割相手の話を聞いて3割自分の話をするのが、相手がいい印象を持つ比率です。話し上手と聞くと、ずっと話が続く人、と思うかもしれませんが、それだけではただの「話し好き」になってしまいます。その人と話していると話が盛り上がって、もっと話したいな……と思われるような、そんな「聞き上手・話し上手」な人は理想かも♡

 

2.話を素直に聞ける

「話を素直に聞く」とは、「相手の話に意識を集中して聞く」ということとイコールです。相手がきちんと話し終わるまで、もし知っている部分があったとしても一度全部素直に聞いて、きちんと相槌を打ち続けるというのが重要です! どんな話も、興味を持って100%意識を向けて聞けることは、本当に素晴らしいことです。聞いたような話であっても違う気付きや、違う広がりを見せるかもしれません。まずは「聞いてみる」ところから始めましょう。

 

3.相手を素直に褒められる

褒めたら「おだてている」と受け止められてしまうんじゃないかと思ったり、褒めることに躊躇してしまう方って結構多いかも。「おだてている」と思われないコツは「きちんと事実を伝えて褒める」を出来ること。たとえば「かわいいね」だけではなく「今日の髪型すごくかわいいね」など、具体的な褒めポイントをプラスすると、ぐっと本心から褒めている印象になります。日頃から人をよく見て、褒めるクセをつけていくといいですよ♡
また、褒めるのが苦手……という方は、まずは事実を言うところからスタート。「そのイヤリングおしゃれですね」「髪切ったんですね」など、気づきを伝えてあげるだけでも、相手は喜んでくれるはずです!


聞き上手な人の特徴【性格編】

続いては「聞き上手だな」と思う人の性格あるあるを聞いてきました! 聞き上手な人にどんなイメージを持っているのでしょうか?

 

1.空気が読める

  • 「場の空気が読める人」(26歳・女性)
  • 「空気が読めて気配りができる人」(28歳・女性)

 

2.誰にでも平等

  • 「全員に平等に接する」(23歳・公務員)
  • 「態度を変えない」(20歳・アルバイト)

 

3.自分の話ばかりしない

  • 「人の話を聞いてくれる」(28歳・アルバイト)
  • 「ガツガツと自分の話はしない」(29歳・会社員)

 

4.親しみやすい

  • 「目が笑ってる」(39歳・会社員)
  • 「親しみやすくかわいいところ」(28歳・その他)

聞き上手な人になる方法

1.「相槌」を使い分ける

相槌には単純相槌・反復相槌・要約相槌・共感/同調相槌・推進相槌の5種類があるとされていて、これを上手く使い分けることが聞き上手に近づくポイント。相槌があまり上手くない人は、「自分では相槌をちゃんと使えている」と思っていても、最初の「単純相槌」しか使えていないという場合が多いんだとか。「話聞いてる?」と言われちゃうという方は自分が普段どんな相槌を入れながら話をきいているか振り返ってみるといいかもしれませんよ!

 

2.「質問」のコツを掴む

「質問」には「クローズド・クエスチョン」と「オープン・クエスチョン」があります。「クローズド・クエスチョン」は「はい、いいえ」や「AorB」で答えられるもの。「オープン・クエスチョン」は相手に自由に答えてもらうものです。会話のとっかかりは、いきなりどんな回答が返ってくるかわからないオープン・クエスチョンではなく、クローズド・クエスチョンから始めましょう!「初対面なのに、そんな重いこと聞いちゃう?」という人、いますよね。これは質問が下手な方の特徴です。

 

3.笑顔を忘れない

「会話・コミュニケーション」と言えば、「話す」ことに重きを置きがちですが、それよりも重要なのは「笑顔で聞く」こと! 「話がうまいかどうか」よりも「笑顔で相手の話を一生懸命聞こうとする姿勢があること」のほうが、好感度に影響してきます。下を向かずに相手の目をきちんと見る。それだけでも印象はぐっと変わりますよ♡

 

4.まず「共感」する

なにを聞いても「いや」「でも」と否定からはじめてしまう人、いませんか? そして「なんか話が続かない……」とお悩みではないですか? それ、知らず知らずのうちに、否定をすることで相手が話しにくい状況を作ってしまっているんです! 否定グセがある人は、まずなにかを聞いたら「そうだね」と共感することを癖にしていきましょう。「相手に受け止めてもらえた!」と思うと、とりたてて質問をせずとも、どんどん相手から話が出てくるはず♡

 

5.「興味ない」「知らない」は絶対NG

質問したものの「ふーん」で終わらせてしまう。「そういうの興味ないんですよね」「知らないんですよね」と言ってしまうのはNG! 特に、趣味や好きなものの話をしているなかでの「知らない」「興味ない」は、「これ以上この話をしないほうがいいんだな=きっと今後も自分の好きなものをこう扱われちゃうんだろうな」と思われてしまい、一発で敬遠されてしまうワードです。実際にいま知らなくて、興味がなかったとしても「それってどういうものなの? 教えて」と聞ける人は、会話上手になれる傾向に♡


聞き上手は会話上手!コミュニケーションを上手く取る方法とは

1.「表情やジェスチャー」を豊かに

もちろん話すときの言葉の選びも大切なのですが、話していて楽しいと思わせる人は表情やジェスチャーこそが豊か。言葉が出てこない人は、普段よりも表情やジェスチャーを気持ち大きめにしてみると変わってくるかもしれません!

 

2.相手のしぐさや表情を真似する

相手と自分が似たような表情をしたり、同じしぐさを取ることを心理学ではミラーリングと言います。このミラーリングをとると、相手もあなたに好感を持つようになるのです。その理由は、自分と似た感性や性格の相手に対して、人は好感を持ってしまいがちだから!
そのため、感じがいい話し方をしたいなら、相手のしぐさや表情をマネてみましょう♡ なんとなくまた話したいという気分になり、流れるように話が弾むはず。

 

3.相手を受け入れる

感じよく話しができる人は、絶対に否定をしないそう。仮に自分からみて、相手の提案や発言が間違っていると感じても、そこを指摘せずにまずはいったん受け入れられるのです。そしてその後に自分なりの意見を、相手を傷つけないように伝えられるのです。そうすることで相手は、聞き入れてもらえたという印象が残り、好感を持たれるはず!

 

4.争いを避けて調整する

相手と争いになりそうになったら、相手の主張や怒っているポイント、あなたとの意見の違いに目を向けるようにしてください。そしてどうすれば問題が解決するのかを考えるようにしましょう。普段から論理的思考のための訓練をしておくとよさそうですね。

 

5.関わる人を選択する

人付き合いといっても、すべての人と仲良くしなければならないことはありません。一緒にいると疲れてしまう人や、嫌な思いをする人とは距離をとってもOK。「この人とは深く関わっていきたい」と思える人には、誠実に対応しましょう。約束を守る、秘密を守る、嘘をつかないなど基本的なところで相手の信頼を裏切らないように。


【まとめ】

聞き上手になるヒント、何か掴めましたか? コミュニケーションを上手く取るコツがわかれば、交友関係が広がったり人間関係がより円滑になったりするはず♡ ぜひ真似してみてくださいね!