「メイク初心者で、どうすればいいかわからない！」そんなお悩みに応えるべく、ベースメイクの基本から、眉毛の整え方や描き方、アイメイク、チークやハイライトの入れ方、リップの塗り方まで、フルメイク方法をたっぷり紹介します。初心者さんに揃えてほしいメイク道具もあわせてチェック！
Contents
【ベースメイク】くずれない順番＆やり方
まず押さえておきたいのがベースメイク。ここでは、くずれない順番とやり方を紹介します。
教えてくれたのは…ヘア＆メイク・NADEAさん
その人の顔の特徴を見極め、コンプレックス解消や魅力を引き出すメイクが得意！ 日々更新される豊富な知識と確かな技術で美容家や有名人から引っ張りだこの他、企業からもラブコールの絶えない好感度メイクの達人。
STEP①ピンク下地で全体を潤す
まず頬部分にのせる
ピンク下地をパール大ひとつ分ほど指に出し、人さし指、中指、薬指の第二関節まで広げたら、スタンプのように頬の上にトンとのせる。そのまま3本の指の腹で、優しく叩き込むように広げて頬全体になじませていく。乾燥による化粧くずれを防ぐためにしっかり頬を潤す。
POINT：指の腹を使ってスタンプづけ！
1か所だけ厚塗りになったりムラになったりするのを避けて均一にするため、指の腹でなじませてから頬を覆うようにON。重ねていくごとによれやすくなるので、すべてトントンづけが基本に！
おでこ、鼻、あごにのせる
再びピンク下地をパール大ひとつ分ほど指に出し、3本の指の上で広げる。片手に広げた下地はおでこにスタンプのようにのせて、もう片手に広げた下地は鼻筋とあごにのせる。指の腹を使って、おでこは横全体に、鼻とあごは全体に、優しく叩き込むようになじませていく。
POINT：最後はこめかみやまぶた、口角も！
ここを塗り忘れるときちんと感が薄れ、老け顔や疲れ顔に見える原因に。隅々まで意識して、最後に手に余った下地で薄くカバーして。
■使用アイテム
肌色問わず使える絶妙なピンク♡
STEP②皮脂ブロック下地でくずれ防止
顔の高い部分とテカりやすい部分にのせる
皮脂ブロック下地を適量出し手の甲で一度広げ、ごく少量を指で取れる状態に。まずはテカリやすいおでこ、鼻、あごに指で薄くのせてなじませる。肌をこするとピンク下地もよれるので優しくのせて。再度指に下地を取り、頬の高い部分にものせてなじませ、明るさを出す。
■使用アイテム
淡いブルーで透明感と明るさをアップ。
MORE POINT
ニキビなどはファンデーションでOKだけど、クマはオレンジコンシーラーを先に仕込んで元の肌色に近づけて。
STEP③ファンデーションは部分的に
指に取り、①頬→②あごと口角→③鼻の順に塗る
しっかり高さを出したい部分にのせてから周りに広げるのがカギ！ まずは指に取って頬に3本線のように伸ばし、指でトントンと広げる。次にあご→口角、最後におでこから鼻筋や小鼻も同じように広げる。目周りは崩れやすく、顔周りは自然な陰影を出したいので、塗り広げないように注意！
■使用アイテム
肌と一体化しよれ知らず。ケア効果も◎。
MORE POINT
顔周りはファンデをのせないので、気になる部分をファンデで隠してから、シェーディングで陰影をプラスすればOK。
STEP④パウダーで清潔感を出す
生えギワやフェイスラインなど顔周りにのせる
ツヤ感は極力抑えたい生えギワからおでこ、フェイスラインと顔の外側をパフでトントンと軽く押さえていく。重ねず一度塗りでOK。
眉とTゾーンにのせて、余った粉で頬も押さえる
眉上と皮脂の多い小さめのTゾーンを押さえてから、最後に両頬もパフで軽くタップ。シワになる部分は避けましょう。
■使用アイテム
白浮きせずサラサラ肌をキープ！
STEP⑤ハイライトで立体感をON
光が当たる部分にだけのせる
目尻の横とそこから指1本分空けた黒目の外側部分、両目の間の鼻筋、目頭の真下、上唇の山の凹み、あご先に指でハイライトをのせる。スキンケアをしたあとに光を当てたら光る部分を目安に細かくのせることで、よりナチュラルなツヤを演出。
■使用アイテム
しっとり質感と多色パールで光沢肌に。
【眉メイク】失敗しない整え方＆描き方
メイク初心者でも垢抜け顔を目指すなら、“眉”メイクを見直すことが近道！ここでは眉毛の正しい整え方、顔タイプ別の似合う眉毛の描き方、トレンドのカラー眉まで、基本から最新トレンドまで解説します。
【基本】眉毛の正しい整え方
教えてくれたのは…ヘア＆メイク・Georgeさん
論理立ったメイクテクで、トレンド感と似合うが両立できる仕上がりが大好評！ 豊富な知識をもとに織り成す絶妙なカラーバランスで、今っぽい雰囲気を作る天才。
Q.正しい眉の整え方がわかりません！
A.《眉を描いた状態》から処理すると失敗しない！
「メイクをする前の素の眉できれいにしようとすると、ガイドラインがないためどこまで整えていいかわからなくなってしまいます。パウダーでなりたい眉の形を描いてから、はみ出た部分のみをかみそりで剃って、ハサミで毛の長さを調整するほうが簡単！」（Georgeさん）
■How To
STEP①左右どちらか好きなほうの形に合わせて眉を描く
眉はスマートカラー眉の手順で描きます。左右の眉の形が異なる人は、どちらか好きなほうの眉の形に合わせるように、パウダーで太さや長さを調節しよう！
STEP②眉の輪郭から外れた毛をかみそりで剃る
STEP①で描いた眉の輪郭からはみ出た、眉上と眉下の毛をかみそりで少しずつ剃る。眉下は、まぶたを引っ張って肌をピンとさせると剃りやすく、また肌を傷つけることなくきれいに処理できます。
STEP③スクリューブラシで眉をとかし、輪郭からはみ出た毛をハサミで切る
スクリューブラシで眉の中央を下から上に向かってとかし、STEP①で描いた眉の輪郭からはみ出た毛のみをカット。
眉尻部分は上から下に向かってとかして、同様に輪郭からはみ出た部分のみをカットして。
完成♡
【顔タイプ別】似合う眉毛の描き方
引き続き、ヘア＆メイク Georgeさんに教えていただきます。
Q.顔の骨格ごとに描くときのポイントはありますか？
A.顔の骨格ではなく、《求心顔》か《遠心顔》かで考えよう！
「目が中心に寄り気味の“求心顔”か、目が外側に離れ気味の“遠心顔”かで、相性のいい眉は変わります。鏡を見て、自分の顔がどちらのパターンに近いかチェックしてみよう！」（Georgeさん）
■求心顔さん向けHow To
求心顔さんは目が顔の中央に寄り気味。
■POINT
アイラインの高さまで眉尻を長めに描き足して、顔のパーツのバランスを外側に分散するとGood！
■遠心顔さん向けHow To
遠心顔さんは目が顔の外側に離れ気味。
■POINT
眉頭を鼻筋の中心と目頭の間まで内側に描き足して、顔のパーツのバランスを中心に寄せるとGood！
顔のパーツ配置を意識して、バランスの取れた美眉をGET♡
垢抜け顔を作るなら「カラー眉」にも挑戦して！
「眉に抜け感を出すことでグンとこなれた印象に！マスクから見える部位だからといって眉を濃いめにしっかり描くのは印象が強くなりすぎてしまうので、今ではトゥーマッチ。最近の眉は、太すぎず細すぎない自眉を活かした“スマート”な形がトレンド。色は髪の色に合わせるのではなく、眉毛の“黒”がしっかり染まった、明るいカラーが垢抜け印象を叶えるポイントです」（Georgeさん）
自眉の形を活かした、太すぎず細すぎない、すっきりとした形が今どき。まず挑戦したい垢抜けカラーは、即こなれて見える肌なじみのいいオレンジ！
■How To
■使用アイテム
淡いピンクでニュアンスのある眉に。やわらかい粉質で眉にしっかり色がのるのが◎。
こなれ感のあるテラコッタオレンジ。軽い塗り心地で、ふわっと仕上がる。
絶妙な幅としっかりとコシのある毛質で、眉のタイプ問わず描きやすい！
■「薄め・細め眉」さん向けHow To
薄めでぼんやりした自眉をはっきりときわ立たせつつ、今っぽく整えるため、眉上の太さは足さず、眉下のみ1㎜足して描くのが薄め・細め眉さんのカギ！
STEP①アイブロウパウダーで眉下を“+1㎜”足しながらラインを引く
アイブロウパウダーの上と中間の2色をブラシで混ぜ、眉の中央から眉尻に向かって、眉下のラインを引く。薄め・細め眉は、自眉にプラス1㎜くらい、少し肉づけする気持ちで描こう！
STEP②アイブロウパウダーを中央から眉尻まで自眉に沿ってのせる
アイブロウパウダーの下と中間の2色をブラシで混ぜ、眉の中央から眉尻まで毛をとかすように色をのせる。眉下は最初に引いたラインからはみ出さないようにし、眉上は自眉の形に沿ってのせて。
STEP③薄めのアイブロウパウダーを眉頭にぼかすように入れる
STEP②の手順のブラシに残ったパウダーを、眉頭の毛を立てるように、下から上に向かってサッサッとのせる。色がのらない場合は、アイブロウパウダーの下と中間の2色を少し取ってのせて。
STEP④アイブロウマスカラをしっかり塗り毛の“黒”をトーンアップ
アイブロウマスカラの容器のフチで、ブラシの余分な液をしっかり落とし、眉尻から眉頭に向かって毛を逆立ててカラーリング。毛の“黒”が目立たなくなるくらい、色づけることを意識して！
STEP⑤アイブロウマスカラを毛流れに沿って塗って整える
STEP④の流れでマスカラ液を足さずに、眉頭から眉尻まで、毛流れに沿ってブラシを動かす。眉頭は上に向かって、中央から眉尻にかけて斜め上に向かってブラッシングするときれいな毛流れに。
■「濃いめ・太め眉」さん向けHow To
濃い人特有の毛の存在感を消すと、垢抜け印象がグンとUP！ そのために眉の根元からしっかり逆立ててマスカラを塗るのがポイント。
STEP①アイブロウパウダーで眉下のラインを引き、自眉に色をのせる
薄め・細め眉同様、アイブロウパウダーの上と中間の2色をブラシで混ぜ、眉の中央から眉尻に向かって眉下のラインを引く。濃いめ・太めの場合は太さは足さず、自眉の上に色をのせるイメージ！
STEP②アイブロウパウダーを自眉に沿って全体にのせる
アイブロウパウダーの下と中間の2色をブラシで混ぜ、中央から眉尻に向かってのせて、ブラシに残ったパウダーを眉頭にON。眉頭は薄め・細め眉と同じように、下から上に向かって入れて。
STEP③アイブロウパウダーで眉のすき間をくまなく埋める
毛が濃いめだとカラー眉にしたときにすき間が目立ちやすいので、パウダーで埋めておくのがポイント。細いブラシでアイブロウパウダーの上のブラウンをすき間がある部分にON。
STEP④アイブロウマスカラを毛流れに逆らって根元から塗る
アイブロウマスカラの容器のフチで余分な液を落とし、毛の根元からしっかり逆立ててカラーリング。何度か繰り返して、濃いめの毛をしっかり染め上げて。
STEP⑤アイブロウマスカラを毛流れに沿って塗って整える
STEP④の流れでマスカラ液は足さず、毛流れを整える。染まっていない部分があったら、マスカラ液を足して再度STEP④の工程を繰り返し、毛の“黒”が目立たないようにしよう！
【アイメイク】パッチリ目になる順番＆やり方
日向坂46・加藤史帆直伝！アイドルまつげの作り方
メイクで「変わった」と印象づけるには、やはり目元の変化が重要。アイドルのようなパッチリ目を手に入れれば、メイクの楽しさを実感できるはず。ここでは、「まつ毛への愛がすごい！」と噂の美容好きである日向坂46・加藤史帆さんに、こだわりのまつげの作り方を教えてもらいます。
■POINT
「大切なことは、“とにかく束にならないように”。この毎日のメイクのほかに、3〜4か月に1回くらいのペースでマツパもかけています」（加藤さん）
■How To
①ホットビューラーで仕込みをする
まずは仕込み。ホットビューラーでまつげをサラッととかします。毛先のばらつきを整えるイメージで。
②ビューラーでまつげを上げる
ビューラーは、キワギリギリを狙ってゴリゴリに上げちゃいます。左右差があるから左目を特にしっかりと。
③上下のまつげに下地を塗る
下地は上下のまつげに。全体に均等というよりは中央にしっかり塗ると、丸くかわいい目になる気がします。
下まつげにもしっかりと。ちなみにこのキャンメイクの下地は7年くらい愛用中。ライブ時に欠かせない！
④マスカラを塗る
黒マスカラを上まつげに。黒色を使いはじめてから、TV映りが変わったと実感。黒の目力効果、ハンパない。
目尻は、コームの先っぽを使って“ひょいひょいっ”と持ち上げるように。細かい部分にはコームが活躍！
下まつげにも。メイベリンのコームはダマにならないし、伸びるので、下まつげにも真価を発揮！
⑤ホットビューラーで毛先をセパレートに仕上げる
再びホットビューラーを。ここは上げるというより、毛先をセパレートさせる感覚で、最終仕上げをします。
■加藤史帆こだわりのまつげアイテム
①ビューラー
右：「“仕込み”と“仕上げ”には熱を」中：「JKからのおつきあい」左：「最近のお気に入り」
②マスカラ下地
右：「よりガッチリ上げたいときに」左：「しなやかなカール感」
③マスカラ
上：「ひと言でいうと…エグい！」下：「ふぁさふぁさまつげになる定番」
注目の黒マスカラで存在感のあるまなざしに
抜け感のあるメイクもかわいいけれど、黒マスカラで叶う存在感あるまなざしはやはり…レベル違いであり、別格！ 何より、強くてインパクトのあるまつげってそれだけで、アガる。ここでは、パッチリ目に近づけるマスカラ術を紹介します。
■おすすめアイテム
A:本格的なケア効果を兼ね備えた美容液マスカラ。B:マスカラに定評のあるランコム、待望の新作！ C:美ボリュームを実現。
■マスカラ以外の使用アイテム
a.
b.
■How To
まつげはBのマスカラをたっぷりと塗る。仕上げにブラシの先端で束を作ると存在感のあるまつげに。まぶたはカラーレスで陰影だけを演出。aの右上を二重幅、左上をアイホールに重ね、上2色を混ぜて下まぶたに。bを下まつげギワに引いて完成。
アイシャドウを長持ちさせるテクニック
目尻の三角ゾーンに、アイシャドウがうまく塗れないときってありませんか？実は、たったひと手間加えるだけでアイシャドウが長持ちする方法があるんです。プロのテクニックをぜひ参考にしてみてくださいね。
教えてくれたのは…ヘア＆メイク・林 由香里さん
色使いやアイテムのセレクトなど、常にトレンドを更新し続ける洒落顔メイクの先駆者。その中でも、目元のバランスへのこだわりは人一倍！
Q.目尻の三角ゾーンにアイシャドウが上手く塗れません
A.チップでフェイスパウダーを仕込む！
油分をティッシュでオフしたあと、さらにフェイスパウダーを上から塗ることで、アイシャドウがヨレにくくなり、格段にきれいに映えます。チップの先を使うことで、目尻の細かなところまでしっかりと塗られるので、あとからのせるアイシャドウも長持ち！
油分をしっかりオフしてパウダーを仕込むというワンテクをプラスするだけ♡ 簡単なので明日のメイクからぜひ取り入れてみて！
マスカラとアイラインのお悩みをプロが解決！
教えてくれたのは…ヘア＆メイク・桑野泰成さん
ilumini.inc.所属。絶妙な色や質感の組み合わせで、新鮮なメイクを提案。唯一無二のおしゃれな仕上がりが支持され、様々な媒体の美容企画はもちろん、ファッション企画でも大活躍！
Q.黒マスカラやラインはにじんでパンダ目になっちゃいます…！
A.目元の油分をオフすることを忘れずに！
「目元にスキンケアなどの油分が残っていると、マスカラやアイライナーと混ざってにじみやすくなります。綿棒で目のキワとまつげをなでるように優しく油分をオフして。そのあと、フェイスパウダーを目元全体にのせるとさらっとしてよりにじみにくく！」（桑野さん）
Q.色黒なので黒マスカラを使うと顔全体が暗く見える気が…
A.黒っぽく見えるグレーマスカラがおすすめ
「黒に近いグレーでも、実は黒と同じような雰囲気は演出できます！ 白が強い明るいグレーではなく、透ける黒のような発色のグレーマスカラからチャレンジしてみて」（桑野さん）
Q.自まつげっぽく盛れるマスカラのおすすめは？
A.コームタイプのマスカラが◎
「コームタイプのマスカラは、まつげをとかしながら毛1本1本にマスカラ液を塗布できるので、ダマになりにくいのが特徴。ボリュームは控えめに、自然なセパレートでナチュラルにまつげの存在感をUPできます」（桑野さん）
ファイバー入りで自然にボリュームUP。
クリアブラックのマスカラ下地。これ1本でもまつげが際立つ！
Q.インサイドラインをうまく引けません
A.まぶたを引っ張りながらまつげの間を埋めるイメージで！
「そのままの状態でインサイドラインを引こうとすると、アイライナーが皮膚の上ですべるので、上にまぶたを軽く引っ張ると、目元が固定されて引きやすくなります。一度手の甲に描いて、アイライナーの先端を肌になじませるのもコツ！」（桑野さん）
【チークメイク】メリハリ顔を作るやり方
好印象が叶うベージュチークの塗り方
メリハリ顔を目指すなら、アイメイクとリップを引き立ててくれるベージュチークがイチオシ。血色感が物足りなさそう…と思いきや、最近のベージュチークなら必要な血色感はきちんと宿しつつ、洗練された好印象顔になれるんです！
なぜ、ベージュチークが良いの？
①血色感と引き締め効果どっちも手に入る！
ベージュが持つ温かみは、肌にのせると自然な血色感を発揮！ さらに影色に近いのでシェーディングとしての効果もあり、頬の広範囲に塗ると顔が引き締まって美人な顔立ちに。
②どんなアイメイク、リップにもマッチ
肌にとけ込むようになじむ色なのでアイメイクやリップの邪魔をせず、むしろ他のパーツのカラーを引き立ててくれます。それでいてチークとしての存在感もあるのが◎。
■使用アイテム
肌にしなやかにフィットするマットタイプ。薄づきだからベージュチーク初心者さんも使いやすい！ ふわっとなじむしっとりした粉質も◎。
■How To
STEP①耳の横から内側に向かって入れる
チークを大きめのブラシに取り、耳の横あたりから目尻の位置まで、ジグザグにブラシを動かして頬をなでるようにON。ジグザグに塗るとふわっとやわらかく発色！
STEP②頬の中心から外側に向かって入れる
チークをブラシに少し足し、頬の中心から外側に向かって、1で入れた部分となじませるようにジグザグに塗る。チークを足さず1と2のブラシの動きを繰り返し、頬の全体になじませて。
ハイライトを入れて、さらにメリハリ顔に！
今どきのメリハリ顔には、チークだけでなくハイライトが欠かせない！自然な仕上がりなのに潤いに満ちたようなツヤ感を叶える仕込みテクで、どんな肌もきれいに見せることができるんです。肌作りのプロに聞いた明日から真似できるテクで、メリハリ顔＆美肌見せを叶えよう♡
教えてくれたのは…ヘア＆メイク・鈴木海希子さん
ちゅるんとした透明感のある美肌作りに定評あり。自然な仕上がりなのに潤いに満ちたようなツヤ感を叶える仕込みテクで、どんな肌もきれいに見せるプロ！
■使用アイテム
さりげないきらめきの練りハイライト。
トーンアップもできるパウダー。
■POINT
- 練りハイライトはポイント使いで効果的に
- 口周りのよく動かす部分はパウダーでトーンアップ
■How To
STEP①ハイライトを指で目の下にポンポンとなじませる
ハイライトを指に取り、目頭の下から目尻の横まで、ポンポンとなじませる。眉横までのばすと“塗ってる感”が出てしまうので、目尻の横までに留めるのがベスト！
STEP②指に残ったハイライトを目頭にのせる
ハイライトを足さずに、1で指に残ったものを、左右の目頭のくぼみになじませる。ほんの少しのきらめきが程よい光を集めて、目元に立体感を与えてくれる！
STEP③ハイライトをほうれい線の上にすっとのばす
ハイライトを指に少量取り、笑ったときに出る、小鼻から口角までのほうれい線に塗る。ツヤが反射して影が薄く見えるので、マスクを取ったときでも明るい顔印象に。
STEP④ハイライトを唇の下から口角に向かってのばす
再度ハイライトを少量取り、唇の下から口角までサッサッとのばす。口周りのくすみもハイライトのきらめきで明るくすることで、イキイキとした表情に！
STEP⑤パウダーをほうれい線と唇下のハイライトに重ねる
パウダーをブラシに取り、ハイライトをのせたほうれい線と唇の下にのせる。よく動かす口周りはパウダーでもトーンアップさせつつ、サラッとさせてヨレにくく。
【リップメイク】印象別の塗り方4つ
塗り方ひとつで、印象チェンジが叶うリップ。質感や色味によって、塗り分けて魅力的な唇を手に入れましょう。ここでは、トレンドカラーを使った4つのリップメイクを紹介します。
教えてくれたのは…こちらの2名！
ヘア＆メイク・神谷真帆さん：林 由香里氏に師事。洗練された雰囲気にスパイスを与える、キレのあるメイクが大人気。デビュー1年半のヘア＆メイク界のホープ。
ヘア＆メイク・辻村友貴恵さん：福岡玲衣氏に師事。個性を生かしつつ、女性らしさを引き立てるメイクに定評あり！ その実力で、美容企画にも引っ張りだこ。
媚びない色気をまといたいならモーヴカラーリップ一択！
グレイッシュなモーヴはクールな印象でありながら、程よい赤みで色っぽさも。眉と目元は同系色のピンクブラウンでまとめて、優しげに。ハイライトで肌の透明感を引き立てると、レディなモーヴリップと好バランス。
■おすすめリップ
■How To
唇の輪郭に沿って、全体にしっかり直塗り。指でポンポンと輪郭を軽くぼかし、ラフな印象に。全体も指でなじませることで、セミマットのふわっと感が高まる。
シアーバームくすみイエローで今っぽい洒落感をチャージ！
トレンドのイエローをリップと目元にON。リップはくすみがかったシアーな発色なので、肌なじみがよくちょうどいい大人っぽい洒落感に。目元には明るいトーンのイエローでリップとリンクさせ、色の濃淡でメリハリをもたせて。
■おすすめリップ
■How To
心地よく潤うのでリップクリームなどの下地なしでOK。唇に直接グリグリとたっぷり塗って発色させて。シアーな発色なので、好みの濃さになるまで重ね塗り。
ちゅるラメがかわいすぎる♡ピンクグロスメイク
甘めなピンクグロスには、束まつげとグレーラインで目元をクールに仕立てて。唇だけでなく、顔全体に上気したようなピンクの血色を散らして、ピュアっぽさもありながらほんのり色っぽいムードに。
■おすすめリップ
■How To
唇の輪郭オーバーめにチップでたっぷり塗り、ぷるんと感とラメの存在感をしっかり引き立てて。プランプ効果とグロスのツヤで、ボリュームのある唇に。
コーラルリップが引き立つハンサムメイク
コーラルリップはブラウンなどのベーシックな色でコーディネートしがち。あえて目元にブルーのスパイスを与えるのが新鮮！ 下まぶたのブルーと唇のコーラルをつなげるように、ヌーディなチークを頬全体にまとって大人っぽい表情をあと押し。
■おすすめリップ
■How To
唇全体に均一に塗り、何度か重ね塗り。たっぷり塗って肉厚にすることでぽてっとした唇になり、女っぽさUP！
【メイク道具】揃えてほしいアイテム9選
■おすすめブラシ4選
ロージーローザ パーフェクトポアカバーブラシ
プロ級の仕上がりに感動！ リキッドにもパウダーにも対応できるファンデーションブラシ「パーフェクトポアカバーブラシ」が登場です。
プチプラとは思えないほどのたっぷり濃密な極細毛のヘッド部分で、肌にやさしい感触。適度なコシが肌にピタッと密着して、気になる毛穴をカバーします。一気に塗り広げられる面の大きいフラットタイプ。メイクの自短にも役立ちそうですね。肌の上をやさしくすべらせ磨くようにすると、自然なツヤ肌に仕上がります。特に気になるところはポンポンと叩くように重ねれば、ムラなくナチュラルにカバーできます。持ち手部分には適度なカーブがついているので、力加減も簡単で使いやすい♪ ファンデーションブラシを使ったことのない人にもオススメ。
クレ・ド・ポー ボーテ パンソーL（タンフリュイド＆クレーム）
<img class=”aligncenter addgallery size-full” src=”https://cancam.jp/uploads/2020/07/e2c6432c3f855ca2925c372e07aa9ce2-500×417.jpg” alt=”クレ・ド・ポー ボーテ パンソーL（タンフリュイド&クレーム） “>
プロのような仕上がりを実現する高機能ファンデーションブラシ。シルクのようになめらかな肌あたりで、薄く均一にリキッドやクリームタイプのファンデーションを密着させてくれます。肌悩みもナチュラルにカモフラージュ。
コーセー エスプリーク ファンデーションブラシ
細かい部分にもフィットしてくれる優れもの！
カネボウ化粧品 ケイト アイブロウブラシ
生まれ持った骨格やパーツを引き立て、「自分らしい美しさ」を追求するケイトから、マツモトキヨシ・ココカラファイン限定で「TOOL COLLECTION」が発売されます。
3秒で垢抜け眉に仕上がる「アイブロウブラシ」。大きめの幅広ブラシは粉含みが良く、毛流れに沿ってサッとすべらせるだけ。テクニックレスで眉毛のアウトラインが簡単に描けます。「ふんわり」も「キリッと」も思いのまま。筆先が細いので眉尻までキレイに仕上がります。
■おすすめビューラー2選
ロージーローザ スリムアイラッシュカーラー
ビューラーってポーチの中で地味にかさばって、持ち運ぶのにちょっと……。そんな人に朗報です！ 厚さわずか17mmで、軽くワンプッシュするだけでしっかりまつげを上向きカールする「スリムアイラッシュカーラー」がデビュー。 
まず、ゴムの部分に注目。通常のゴムは一点に圧がかかりやすく、変に角度がつきやすかったりします。今回採用されたゴムは段つき。まつげが折れにくく、自然なカールアップを実現しました。ゴムの中は空洞になっているので柔らかく、まつげに負担をかけずに軽い力でしっかりカールできます。ビューラー部分には支柱がなく目幅にフィットしやすい設計。ハンドル部分には変えゴムが収納できるようになっています。理想的なスリムボディなので、旅行や持ち運びにもとっても便利♪ ポーチの中で邪魔になりません。
エクセル スプリングパワーカーラー
発売以来 290万個を売り上げた大ヒットビューラー「スプリングパワーカーラー」が、デザインが新しくなって新登場です。 使い心地や機能性はそのままに、ハンドル部分が落ち着いたブラウンカラーにチェンジ！ 大人っぽく洗練されたデザインになりました。 ワンアクションでしっかり上向きまつ毛を叶えてくれる驚きの使用感。39mmの3次元カーブがまぶたにぴったりフィットします。弾力にすぐれた特殊成型ゴムで短いまつ毛も逃さず、根本からしっかりキャッチ。ギュッとしなくても軽い力でまつ毛がくりんっ！ ビューラーが苦手という人でも簡単に上向きまつ毛が作れます♡
■おすすめスポンジ3選
ロージーローザ シフォンタッチスポンジN ダイヤ型
パウダーファンデ用としてはなかなかお目にかかれないほどの厚みで、肌にピタッと密着。ファンデの崩れにくさも格段にアップします。角の丸みが細かい部分にもフィットするので、コンシーラーにも使えます。
ロージーローザ スムースフィットスポンジ
水で膨らみ、ぷるぷる・フワフワの感触がやみつきになる！と話題のメイクスポンジ「ジェリータッチスポンジ」に新型が登場。斜めあり、平らあり、角あり、丸みあり！ 見るからにスゴそう……と期待を抱く特殊3D形状がなんといっても特徴です。水をふくませると1.5倍に膨らむ親水性のポリウレタンを採用。天然ゴムは不使用なのでゴムアレルギーの人も安心ですね。絶妙な大きさと安定感で持ちやすく、使いやすさも◎。 
頬の一番広い部分はシミやそばかす、毛穴などが一番目立つ部分であり、美肌印象の決め手となる部分。斜めカットの面は、そのVゾーンにぴったりフィットするように設計されています。頬の上をすべらせると、ワンストロークするだけでもかなりの面を手早く均一にカバー。塗りムラや厚塗りを防いで、まるで素肌がきれいになったかのような透明ツヤ肌に仕上がります。さらに丸みのある部分でパッティングすれば、よりツヤ感がアップ。小鼻や口角などの細かい部分は、小回りの効く角部分を使ってあげることでしっかりカバーすることができますよ。ファンデ以外にもコンシーラーやハイライトをなじませるときにも活躍しそう。水分を含ませたスポンジでなじませておくとメイク崩れしにくくなるので、ベースメイク崩れ対策としてもオススメ。
THREE プリスティーンコンプレクションスポンジ
ふわっとした起毛面とつるんとした2面タイプのスポンジは、ファンデーションをしなやかに肌になじませます。
※ご紹介した内容は2023年4月7日現在のものです。時期によっては、お取扱いが終了している商品もございます。
※取材にご協力いただいた方の肩書等は取材時点のものです。
