【こんな上司は嫌われる】明日職場で役立つ嫌われる上司との付き合い方

【明日職場で役立つ嫌われる上司との付き合い方】


ビジネスマンの皆さま、今日も1日お疲れさまでした。
仕事内容そのものはもちろんですが、職場での人間関係、特に上司とのコミュニケーションがストレス源になっている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、CanCam.jpで日々発信している情報の中から「こんな上司は嫌われる」「嫌われる上司とうまくなっていく方法」など、上司との関係性に役立つものをまとめてお送りします!

 

 

【職場のストレスの原因1位は?】


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そもそも、職場はストレスフルなことが起こりやすい場所。多くの人が働き始めてからの人生の7日中の5日、起きている時間の大半を過ごすわけなので、当然とも言えますよね。
そこでCanCam.jpが女子100人を対象に「職場で一番のストレスの原因はなんですか?」とアンケートを実施したところ、以下のような結果に!

 

3位 仕事が多い

激務は当然、働く人の心身を蝕みます。
量をこなさなくてはならないのでミスが多くなり、そのことが職場での人間関係にも悪影響を及ぼし……といった悪循環に陥りかねません。

 

2位 給料に不満がある

3位の仕事量とも繋がる問題ですが、「こんなに働いてこれだけ?」といった不満を抱えている人は多いはず。
自分の成果が評価されないこともそうですが、「私がこれしかもらってないってっことは……この会社、ヤバくない?」という不安も湧いてきます。

 

1位 上司との関係

やはりこちらが最上位にランクイン……。
仕事量や対価に多少の不満があっても、「この人についていけばいいんだ」という信頼できる上司がいれば乗り切れるもの。逆にそうでない場合、ストレスが倍々に……。

>つら~い…職場でのストレス2位は「給料に不満」。1位は確かにきっついアレだった

 

 

【嫌われる上司のポイント】


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(C)phovoir_shutterstock

 

では、具体的に嫌われる上司のどんなところに部下がうんざりさせられているのでしょうか?
CanCam世代の女子たちに調査を実施しました。あなたの身の回りにもこんな上司いませんか?

 

1.ドケチ

「ハワイのお土産が、個包装になっていないマカダミアナッツチョコ1個ずつだった」

「飲みに誘ってきて、終電まで付き合わせるくせに、完全に割り勘。しかも自分はタクシーで帰る」

「飲み会の費用を後日回収に行っても、今は手持ちがないと言ってなかなか払ってくれない」

こんな上司だと、いくら仕事はできても心から尊敬はできませんね……。

 

2.自分のミスを後輩に押し付ける

「上司の指示で動いた結果ミスが起きてしまい、他の上司に怒られて始末書を書くはめになった。もちろんかばってはくれなかったし、その後謝ってくる事もなかった」

「業績の悪い大変な仕事ばかり引き継いできて、業績が悪いのは全部私のせいにされた」

人としてダメすぎるエピソードがたくさん寄せられました……。

 

3.人使いが荒い

「すぐ目の前にいるのに、メールでバンバン仕事をふってくる。一言だけでいいから声をかけて欲しい」

「同じ仕事をしているのに、お昼ご飯、タバコ、コーヒーなど、何でも私用のお使いを頼んでくる。本人は何をやっているかと思えば、旅行の予約サイトを開いていたりする。私はあなたの家政婦じゃありません!」

一言ねぎらいの言葉をかけること、その一言の言い方次第で、同じ仕事を頼むのでも印象はまったく違ったものになります。お互いに気持ちよく仕事をする上で大切なことですよね。

 

4.頼み事をするときだけ馴れ馴れしい

「普段は全然話さないのに、休みたいときや早く帰りたい時だけ、やたらフレンドリーに話しかけてきて仕事を頼んでくるのでびっくりする」

こういうわかりやすく調子のいい人は自分の都合を最優先にするので、信頼しきれませんよね……。

 

5.色目を使う

「新卒や異動で新しく来る若い男性にとても優しく指導するのに、女性だとまったく関わろうとしないアラフォー女性にはイラッとします」

こういうことを職場でやられると穏当にイライラしますよね。プライベートが満足いってないんだろうな……と思うとかわいそうなような、余計みっともないような。

>いるいる…部下から嫌われる「ダメ上司」の特徴5つ

 

 

【嫌われ上司の余計な一言シリーズ】


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嫌われ上司の部下たちは誰しも、上司に言われた絶対に許せない一言をいつまでも覚えているもの。
そこでCanCam.jp編集部が20~30代の女性たちに調査した「一気にやる気がなくなった上司の一言」を、リアルエピソードを交えつつ紹介していきます!

 

1.「俺、こんなの頼んでた?」

きっと頼んだ本人はさほど深く考えることなく、何かの思いつきでサラッと頼んでいたのでしょう。
残業してなんとか指定された期限に提出したのに……。自分の仕事が軽んじられると相手を信頼できなくなります。

似た例として、せっかく作った資料を「必要なくなったからいいや」とろくに中身も見ずに突き返されるパターンも。

 

2.「デートの予定は大丈夫?」

残業している部下への声掛けとして最低の部類です。
本人としては気遣いのつもりなのでしょうが、「余計なお世話」の一言に尽きます。

「今日の残業のせいで、彼氏とのデートはキャンセルしました!」「彼氏いませんので! 今後も安心して花の金曜日に残業をお願いしてください!」なんて怒鳴りつければおとなしくなってくれるのでしょうか。

 

3.「こんなことまで報告するな!&勝手な行動するな!」のコンボ

「報告・連絡・相談の徹底」という言葉は社会人の一般常識として誰もが聞いたことがあると思います。略して「ホウレンソウ」とも言われていますね。
しかしこのホウレンソウ、なかなかのクセモノです。なぜなら、報連相のさじ加減というものが上司の気分ひとつで変わってしまうから!

 

4.「お前ら全員会社に残ってほしいなんて思ってないから」

この「お前ら」と言うのは新卒同期11人全員を指しています。就職氷河期と呼ばれた時代になんとか採用を勝ち取り、社会人として働き出して数ヶ月が経った頃の一言でした。

入社社早々にして月に100時間以上のいわゆるサービス残業を強いられている中でのこの一言は、まさに「絶望」の2文字。同期数人はこの言葉を受けてから数日のうちに退職を決意した、という何とも切ないエピソードです。

たとえ何があっても、叱咤激励のつもりでも、「お前には期待していない」という旨の言葉はそのままぶつけてはいけません。

 

>一気にやる気が無くなる、ダメ上司が部下に言いがちな一言4パターン

 

 

【嫌われる上司の行動パターンを総括!】


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(C)phovoir_shutterstock

 

CanCam.jp編集部が20〜30代の働く女子100人に聞いたところ、「人間関係で仕事が嫌になったことがある」と答えた人は全体の72%。「仕事そのものにまつわるストレス」よりも多いという結果に!

その中で最も多かったのは「上司との関係についてのストレス」。
先のアンケートで「上司にモチベーションを下げられたことがある」と回答した人に具体的なエピソードを聞いたところ、女子がストレスを感じる上司には4つの特徴があることがわかりました。

 

1.部下・引先の努力を台無しにする

「頑張って営業して獲得した新規顧客との懇親会で、上司が泥酔&悪酔して絡み、先方が機嫌を損ねてしまった。失注にこそならなかったものの、今でもクライアントに会うたびに嫌味を言われます」

「直属のリーダーが社内外で嫌われているため、ひとつのプロジェクトを進めるうえでの根回しや時間が他のチームよりかかる。本人はそれを知らないのでいつも『仕事が遅い』と怒られる」

「若手がやってきた仕事を、『そうじゃない』『努力の方向性が間違ってる』の一言で片付ける。努力を評価しろとは言わないけど、自分の正論だけをかざして、人のやる気だけをくじくのが上司なの?と毎回思います」

仕事とは成果を出すもの。だからこそ、「せっかくやったのに」と思わせる行為や言動は、部下としてはもっともモチベーションが下がる行為のひとつ! やる気の管理だって上司の仕事なんじゃないの?と言いたくなる瞬間、ありますよね。

 

2.仕事や部下の「私物化」

 

「『メカに弱い』が口癖の上司。あなたの私物パソコンの初期設定をするのが私の仕事ではないんですけど!」

「会社のプリンターに自分が出した書類を取りに行ったら、上司がプリントした大量のプライベート資料が放置されていた。備品の私的使用を今さら責め立てる気はないけど、自分の家のローン資料をプリントするなら、せめて早めに回収するくらいの後ろめたさを持ってほしい。こっちが気まずい」

長い付き合いになると公私の区別がわからなくなるのか、人材もリソースも使いたい放題、ということが少なからずあるようです。

 

3.ビジョンがない

「他部署と統合の危機があったとき、真っ先に自分の身を心配して泣いていた元上司。泣いて文句を言う暇があれば、取引先に調整に行ったり、部下の処遇について嘘でも一番に考えているふりをしてほしかった。それが原因で有望な若手が早期退職をしたことは一生忘れません」

「数字に弱く、長期的目標が立てられない。さらに言っていることがコロコロ変わる。むしろよく出世できたなと思う」

「『自分の仕事は全部やれ』と言われて育てられました。誰かに頼んだりしようものなら『すぐサボる』と言われて、そういう社風なので頑張るのが当たり前だと思っていました。でも32歳になったとき、別の上司との面接で『効率の悪い仕事の仕方してるね』と言われました。言われた通りにやっていたら評価が下がるという矛盾、同じ中間管理職のひとはどう向き合っているんでしょうか?」

「そもそもなぜこの人が出世したのか?という不信感は、結果会社そのものの不信感へと繋がっている」という意見は多く見られました。

 

4.人として尊敬できない

「上司の口癖が『わからない』」

「細かいですが約束を守らない。絶対10分遅れる。10分遅れると読んで10分遅れで行ったらまさかの20分遅れで来た。逆にすごいなと思った」

「相手にとって態度を変える上司。大口クライアントとそうではないクライアントで、二重人格かと思うほど。あなたの時代はそれでよかったかもしれないけど、これから小口をかき集めていかなきゃいけない私達にとっては大切な信頼関係なのに!」

「上司だから」「部下だから」以前に、人と人。立場があるから許される、ということはないはずなのですが……。

>この人終わってる!部下から嫌われる上司にありがちな4つの特徴

 

 

【逆に、いい上司って?】


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ここまで嫌われる上司にまつわるあれこれをまとめてきましたが、逆に「いい上司」はどんな人なのでしょうか? CanCam.jp編集部が、働く20~30代女性に調査した「いい上司と思う人の特徴」をまとめてみました。

 

1.相談しやすい

「ダメな上司は『なんで報告しなかったんだ』と『そんなこと自分で考えろ』のコンボを決めがち。この人素敵だなと思う上司は、常に相談ウェルカム」

「忙しいときに話しかけてもちゃんと丁寧に対応してくれる上司がいると、神だなと思います」

部下の相談を突っぱねず、親身になって話を聞いてくれる。そんな上司がいたら、できないこともできるような気がして、がんばろうって思えますよね。

 

2.叱るのがうまい

「人前で叱らない。たまにあてつけや見せしめのように叱っている人を見ると、それはその人のやり方かもしれないけど、ないなーと思う」

「感情的に怒ったりしないで、指摘するときも何が悪かったのかだけ言ってくれる。ダメな上司はだいたい怒ることが目的になって、よくわかんない人格否定までしてくる」

「こういうところはいいけれど、こういうところは直したほうがいいかもしれないね、と、褒めつつ指摘してくれる上司。素直に受け入れられるし、ありがたい」

ずっとノーミスで一切トラブルを一切起こさない……なんてことは奇跡。
指摘すべきことが起こるほうが自然ですが、そのときの「叱り方」が上手な上司がいたら、とてもありがたいもの。叱り方が下手な上司がいると、「その人の機嫌を取る」という仕事が増えてしまうようなものです。

 

3.休みをとるのがうまい

「前々からいつ休みだから、と告知して、さらっと有休を取っている。なので部下の私たちも休みやすい」

「仕事も早いし帰るのも早い。いつまでも残っていると早く帰れよと言ってくれる」

自分もしっかり休んでいる上司の下にいると、休みを取りやすい空気が生まれ、ストレスフリーな職場になりますよね。

 

4.やる気を出させるのがうまい

「仕事を任せてくれて、でもちゃんとサポートしてくれる」

「え、そんなことで褒めてくれるの?というくらい、めちゃくちゃ見てくれていて、ツボをついて褒めてくれる上司がいた。その人にできると言われると実際できるような気がして、できなかったことも割とできた。言霊って大事だなと思います」

「得意分野を伸ばそうとしてくれる」

きちんと褒めてくれたり、なんでも自分でやろうとしないで任せてくれたり、適度にサポートしてくれたり……と、育ててくれる上司がいたらとってもラッキー。
そもそも「部下を育てる」という意識があるのかないのかわからない上司もいる中、こういった存在がいてくれれば仕事はうまく回りだし、全体としてパフォーマンスもあがるはず。

 

5.その他

「トラブル対応がうまい。その場しのぎじゃない」

「部下に何かを指摘されても逆ギレしない」

「えこひいきしない」

「自分の時間も大切にするし、人の時間を大切にしてくれる」

「常に穏やかでいてくれる」

>こんな上司についていきたい!好かれる上司・嫌われる上司の違い

 

 

【じゃあ、どう接すればいいのか】


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それでは最後に、世の中の部下の皆さんが嫌われる上司と接する際にどんな対策をとっているのか、具体的な作戦を学びましょう!

 

1.近くに座らない

とにかくまずはこれです。
飲み会などのときはあちらが先に席につくのを待って、さらに念入りにするならその上司の周りの席が埋まってから席につきましょう。
職場での席も、席を決めるのが相談できる相手ならなるべく交渉してみましょう。億劫に感じるかもしれませんが、「それだけ深刻に嫌だ」というのを伝えるいい機会とも考えられます。

果敢にも自分からコミュニケーションの機会を増やそうとする人もいますが、そもそも相手がこちらを好意的に思っていない場合、ただただすり減るだけ。

 

2.同じ不満を持つ味方を見つける

具体的に現状打破のために何かできなくても、愚痴を言い合える相手がいるだけで随分と気が楽になるものです。
また、嫌いな上司に何かと否定されがちなあなたが、社内に仲間がいる・居場所があると思えることが何より大事。
自身を失っている相手にはどんどん攻撃がエスカレートするものなので、仲間と苦労を分かち合って理解し合える相手がいると感じあい、お互いを支えあっていきましょう。

 

3.嫌いな上司の天敵と仲よくなる

嫌いな上司の上のポストの人や、上司の地位を脅かす存在など、後ろ盾を得ると相手は下手に手出しできなくなります。
女子たちの体験談では、普段仕事で接することのない別部署の偉い人と喫煙所での会話をきっかけに仲よくなったという話がちらほら挙がりました。禁煙したいけど、それがあるので止めどきを見失った……という声も。
それ以外にも、社交的な人1人の近くにいるだけでどんどん交流の輪は広がります。人付き合いに苦手意識のある人も、自衛のためと思って味方になってくれそうな人に少しずつ話しかけていきましょう。

 

4.一言褒めてすぐ離れる

1.と同様、接触の機会を減らすテクニックです。
長く会話を続けているとなぜか次第に「詰められる」状況になってしまう人っていますよね。
そんなときはヒットアンドアウェイです! 単に会話を早く切りあげようとするのでは角が立つので、最後にポジティブな印象を与えてから離れていきましょう。
直接的に褒めると不自然な会話の流れなら、とにかく最後がポジティブな印象になるようにすること。一笑い起きた直後などが狙い目です。

 

5.仕事ができるようになる

身も蓋もありませんが、結局はこれが一番有効です。
完璧にするのは無理でも、嫌いな上司が口を出してきそうな部分は指摘される度に把握しておいて、「何も言うことがない」状態まで仕上げられるようにしましょう。
座談会でよく挙がった意見は、嫌いな上司が指摘してきたポイントを纏めてチェックシートを作っておくこと。

 

以上の5つの実体験に基づくテクニックは、世渡りの上手な人ならもしかしたらすでに無意識の内にやっていることかも。身の周りの世渡り上手な人が上記のようなテクニックを実際に使っているかどうか、よく観察するとさらなるヒントが得られるかもしれませんね!

>【イヤな上司対策】嫌いな上司とうまくやるためのアイデア

 

 

以上、嫌われる上司の傾向・具体的なエピソード・対策までをまとめました。
こんな上司いるいる! と感じる部分もあったかと思いますが、そう思ったならぜひ、自分はそうならないように心掛けましょう! そしてすでにそうなってしまっているかもしれないあなたが考えを改めて、職場の環境が少しでもよくなるためのきっかけとしてこの記事を活かしてもらえたらうれしく思います。
(霧崎まい)

 

 

 

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