「かわいい」しかない♡千駄木の「あめ細工屋さん」はデートで絶対喜ばれる【たかのさんぽ第4回】

ほんもの遊び人・高野さんが教える、東京おさんぽデートのすすめ【たかのさんぽ・谷根千編・第4回】


東京・築地生まれ、銀座界隈育ち。東京の、そして日本中の「究極にいいもの」を知り尽くした「ほんとうの遊び人」、高野さんに「極上の遊び、極上のデート」を教えていただく連載、「たかのさんぽ」。

CanCam it girlの尾身綾子さんとともに行く「谷根千」エリア特集Part4です。

今日は、千駄木にある「あめ細工」屋さんに行ってみましょう。

 

【第4回】「かわいい」しかない♡千駄木の「あめ細工屋さん」はデートで絶対喜ばれる♡


高野「“あめ細工”というものを知っていますか? 昔から日本にありますが、このお店が千駄木の駅から少し歩いたところにあります。きっと、女性を連れていけば間違いなく喜ばれると思いますが……まずは行ってみましょう」

 

 

訪れたのは、「あめ細工 吉原」さん。日本で初めての伝統飴細工専門店舗で、飴細工の販売、実演販売を行っているお店です。

 

こちらの「飴」の看板が目印です。

 

お店の中に入ってみると……。

 

 

 

そこは「かわいい」の嵐! なんと、これ、全部「あめ」でできています。お花、動物……さまざまなものが「あめ細工」となって売られています。時間がなければこの中から買っていってもいいですが、せっかくなので目の前で好きなあめ細工を作ってくれる、「実演販売」を楽しんじゃいましょう♪ 所要時間はだいたい5~15分程度です。

 

今回は代表の吉原孝洋さんに「パンダ」と「柴犬」をリクエストし、作っていただきました。

 

こちらかたわらに飾られていた吉原さんのあめ細工。ほんとになんでも作れちゃうんですね!

 

原料であるあめを80℃に熱し、柔らかくなった状態からスタート。まずはパンダから着手していきます。

 

スタート地点ではなんだか白いかたまりのようですが……これが本当にパンダになるんでしょうか?

 

少しずつつまんだり、はさみでカットしていくと……おや、この形は。

 

あっというまにパンダの原型ができました! あめが冷えてかたまってしまうまでの時間(約3分)で作りあげなければいけないので、その手さばきは驚くほどスピーディ!

 

ぺたぺたと着色していくと……。

 

あっというまにパンダのできあがり!

着色の場合はきちんと乾かさないといけないので、逆さ吊り(!)にして乾かします。ちょっと哀愁(?)がただよっていて、かわいい♡

 

乾かしている間に「柴犬」の制作にとりかかります。

 

柴犬の場合は2色のあめを使っていきます。さて、パンダ同様、この2色のかたまりがどのように柴犬になっていくのでしょうか……。

 

こちらもスピーディに形を整えていきます。

 

 

あれ!? 本当についさっきまで「黄色と白のかたまり」だったのに、あめ細工師吉原さんの手によって一瞬で「白いおなかの柴犬」になっていきましたよ……! 短い時間で、あめに命を吹き込んでいる……。あめ細工って、すごい。

 

 

ちょこんと目鼻やまゆげ(かわいいんですよね、柴犬のまゆげって)、首輪を着色して、こちらもあっというまに完成!!

 

 

it girlの尾身さんも「かわいい!!」とテンションが上がりっぱなし。

 

最初はただの丸だったのに、どんどん手足が出てくるところが最高にかわいかったし、驚き……♡とうっとり。

 

また、この「あめ細工 吉原」は谷根千エリアに2店あり、千駄木店は実演販売中心ですが、谷中店は、実際に自分であめ細工を作ることができる体験会を中心に営業います。「プロの技をまずは見てみたい!」方は千駄木店、「自分でやってみたい!」方は谷中店へGO!

 

はあ、デートの途中でこんなかわいい場所に連れてきてもらえたら、一気にぐっと「この人いいかも……!」と思ってしまいます。

実際尾身さんも「本当に素敵な男性を見つけるには、どうしたらいいんでしょう」と、高野さんに人生相談。

 

高野「実際、恋愛って、顔がかっこいいかとか、タイプかよりも、実際に会ってみて、また会いたいと思ったか、一緒に遊びたいか、と思う感覚が重要です。結局、最後に残るのは、僕のような“3日で慣れる”タイプ。

どんな人間関係でもそうですが、特に男女の場合は本当にいろんなチェックポイントがあると思います。食べるものもそう、働くことへの価値観もそう。どんなに小さなことでも、“……あれ? なんか違う”が重なると、いくら顔がタイプであっても3日でトーンダウンして、いわゆる“3日で飽きる”になってしまう。一方で、見た目はそこまでタイプじゃなかったとしても、共鳴することや楽しいことが重なれば、理屈じゃなくて好きになっていく。それが“3日で慣れる”タイプです。

若いうちはどうしても、かっこいいかどうか、に重きを置いてしまいますけどね(笑)。

でも、会いたい人、忘れられない人って、かっこいいから、って理由じゃないほうが多い。 面白いとか、安心できるとか、ハッピーな気持ちになる人です」

 

あめ細工はものにもよりますが1本1000〜1500円前後。このお値段でこの感動が買えて、そして好きな花や動物が選べて……って、本当に女子のハッピーのツボ、いい感じにおさえられちゃってます。

 

というわけで、あらゆる「究極」が集う谷根千エリア、次回以降もどんどんご紹介していきます。

気になる場所があったら、ぜひ実際に訪れてみてくださいね。

 

 

ナビゲーター 高野 茂
1961年東京・築地生まれ。青山学院大学卒業。女性ファッション誌『JJ』にて、「関東VS関西企画」をはじめとしたヒット企画を生む。アパレル上場会社の東京スタイル取締役・TSIホールディングス取締役を経て、現在はTSIホールディングス顧問。
その人柄と自身の五感・経験に基づいた遊び情報は、モデル・業界人からも厚い信頼を寄せられており、日本各地のおすすめ情報を聞かれること多々。

 

協力/あめ細工 吉原 千駄木本店
東京都文京区千駄木 1-23-5 巴ビル1階
営業時間 12:00〜19:00(実演販売受付18:00まで)
定休日 火曜日(祝日は営業)

※実演販売予定は変更になることがございます。公式webサイトのスケジュールからお確かめください。(http://ame-yoshihara.com/

 

構成/後藤香織

★たかのさんぽ 記事一覧はこちら

※極上の蜜を、たっぷり、とろり。究極のかき氷、「ひみつ堂」へ【たかのさんぽ第2回】

※おしゃれでかわいい♡大人女子がときめく「ゆめかわいい」アイテム3選

※意外と難しい。「東京のグルメって何?」と聞かれたら、何を思い浮かべますか?

※女性ラーメン評論家おすすめ!本当に美味しい東京のラーメン店4選