恋愛に依存するのをやめたい…。原因や特徴、直し方まで徹底解説!

恋愛依存を卒業するには?原因・特徴もチェック!

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恋愛していると人生に別の楽しみが出来て色どり豊かになることが多いと思いますが、気持ちが強すぎると私生活に影響が出そう。特に恋愛に依存してしまうタイプの人は、恋人の言動ひとつで仕事が手につかなくなることも…。楽しいはずの恋愛が、いつの間にか負担になっていてはよくないですよね。今回は恋愛に依存しやすい人の特徴や原因、治し方、恋愛依存のパートナーと上手に付き合う方法をまとめました。

 

恋愛に依存しやすい人の特徴

男性も女性も、恋愛に依存することはあるよう。実際のエピソードから、恋愛に依存しやすい人の特徴をご紹介します。

 

1.毎日会いたい・連絡したい

「LINEの返信は5分以内が鉄則、出かけたときは腕時計とともに撮った写真を送って居場所を教えてといわれてました。思ってくれるのは嬉しいけど、束縛が激しくて窮屈でした。」(33歳男性/会社員)

 

2.しつこく好きかを聞きたがる

「会うたびに私のことどれくらい好き?って毎回聞かれていました。好きだから一緒にいるのに言葉や行動を必要以上に求めてきて、正直重く感じていました。」(27歳男性/接客業)

 

3.朝から晩まで行動を報告させる

「元カレなんだけど、めちゃくちゃ私に依存していて、毎日、朝から晩まですべての行動をLINEで報告するように言われてドン引きでした。面倒だから放置しておくと、私が出るまで鬼電をかけてくるし……。結局、そんな彼が重くて、鬱陶しくて別れちゃいました」(23歳女性/サービス)

 

4.「今どこ?」の連続

「今付き合っている彼は、少しでも時間ができると私と会いたがったり電話したがったりします。なので、彼の手があくと必ず、“今どこ?”ってLINEが届きます。最初のうちは、愛されている感じがして嬉しかったんですが……。毎日何回も届くので、最近ではドン引きしちゃってます……」(25歳女性/IT)

 

5.勝手に家に来る

「元カレは、時間ができると一緒にいたがるタイプで、めちゃくちゃ面倒くさかったです。私に予定がある日でも、自分が暇だと会いたがって、断ると家の前まで来ちゃうこともありましたね。別れ際にはストーカーみたいになっちゃったし、かなりドン引きでした」(24歳女性/サービス)


恋愛に依存する原因

1.恋人のことが好きすぎる

単純に恋人のことが好きすぎて、愛情があふれて重たい言動をしてしまう男性もいます。「この人は自分だけのもの」という心理が強く、本能的に恋人を守りたい、離したくないといった行動につながるのでしょう。このパターンなら、基本的にとても愛されているといえます。

 

2.過去に浮気されたトラウマがある

今の恋人との関係は良好でも、過去に浮気をされて異性を信用できなくなった男性もいます。信じていた人に裏切られるのは精神的に大きなダメージとなるので、ちょっとのことでは忘れられません。ふとした瞬間に浮気された記憶がよみがえるのです。

 

3.見捨てられ不安がある

恋愛の傷に限らず、幼少期にさみしい思いをした人、安心感がなく過ごした人は、見捨てられ不安に陥りやすいといわれています。小さなころに体験したさみしさが、大人になって恋愛に出てしまうパターンです。たとえば忙しくて会えない日が続くと、たくさんLINEを送信したり別れるといって愛情を試してみたりと、重たく面倒くさい行動が増えてくることも。

 

4.常に見返りを求める性格である

依存しやすい人は、恋愛以外でもギブアンドテイクの精神が強く、見返りがあるのは当たり前と思っているパターンもあります。「~をしてあげた」というのが口癖で、何かと恩着せがましいことが特徴です。「自分がこれだけ愛しているんだから……」と、相手にも同じくらいの好きでいることを強要してくることもあるでしょう。

 

5.自信がない

「彼(彼女)が自分なんかのことを好きになってくれた」という自信のなさから、重たい言動をしてしまう人もいるでしょう。モテる相手と付き合っているのなら、だまされているかも、いつか別れるかもというネガティブな妄想をしてしまうのです。恋愛経験のなさ、自己肯定感の低さは、結果的に自信のなさにつながります。


恋愛依存症の治し方

1.相手の意見も尊重する

「依存しすぎると、相手のことより自分の意見や希望を通しがち。そうすると恋人の負担が増え、関係が壊れてしまうことも。大切にされたいならまずは相手の意見も聞いて尊重すること。その上で自分の思ったことやしてほしいことを言うように心がけています。そこから恋愛に依存することが少なくなりました。」(30歳女性/飲食関係)

 

2.嫉妬はするけど切り替えを早くする

「好きだからどうしても嫉妬はしてしまうもの。嫉妬しないのは難しいのでするけど、出来るだけ切り替えを早くするようにしています。違うことを考える、散歩をする、素直に相手に言うなど、切り替えできる手段を常に探しています。そうすることで気持ちが楽になります。」(28歳女性/アパレル)

 

3.勉強を始める

「一人暮らしで、家にいても暇なので、寂しいなって思うようになってしまって。このままじゃいけないと思い、英語の勉強を始めました。英語は学生時代から一切使っていなかったので、ある意味で新鮮。勉強を始めると、時間もあっという間に過ぎていくし、ひとりで部屋にいても寂しいと思わなくなりました」(25歳女性/貿易)

 

4.夢中になれる趣味を見つける

「学生時代から一人暮らしをしています。最初の3年くらいは寂しくて仕方なかったですね。でも、寂しいって思っていても実家に帰るわけにはいかなかったので、思い切って新しい趣味を作って、その趣味に没頭するようにしました。私の場合、前からハワイアンキルトをやってみたいと思っていて、なかなかできなかったので、まずはハワイアンキルトに通信講座で挑戦。家にいる時間を使って気を紛らわせられたので、よかったです」(26歳女性/PR)

 

5.ひとりで行ける近所のお店を見つける

「一人暮らしが寂しいなって感じたときは、とにかく人のいるところに行っています。家の近所に、ひとりでも入れるカフェと居酒屋を見つけたので、ひとりでいたくない日にはそこに行くようにしています。常連になると店員さんだけでなく、顔見知りのお客さんもできるし、友達に会いに行くような感覚で寄れるのが嬉しいです」(27歳女性/不動産)


恋愛依存なパートナーと上手に付き合うには

ここまで自分が依存している場合の話をしてきましたが、相手が恋愛依存のパターンもありますよね。そんなパートナーと上手く付き合う方法をまとめました。

 

1.しっかり愛情表現をする

重い恋人には重い行動を……とまではいきませんが、相手が納得するくらいの愛情表現をするといい関係性が築けるでしょう。重い人は恋人からの愛情不足ゆえに、さみしさでつい束縛してしまうことも。日頃から「好きだよ」といったりハグをしたりと、わかりやすい愛情表現で安心感を与えてみてください。

 

2.「無理なものは無理」と冷静に伝える

恋人からの依存が重く感じて「これ以上はやめてもらいたい」と思うレベルに達しているなら、本人にきちんと伝えることも大事です。喧嘩になるのが面倒で、相手の要求を受け入れ続けてしまうと、どんどんエスカレートしてしまう場合も。感情のままに話し始めてしまうと、喧嘩が起こりやすくなるため、できるだけ口論にならないよう、冷静に落ち着いて本心を伝えるようにしましょう。

 

3.あらかじめ自分の予定を伝える

「今日はどこで何してたの?」と、詮索したがる重たい恋人には、聞かれる前に予定を伝えておくのがベスト。外出前や前日に「今日は○○ちゃんと△△で遊んで、20時くらいには帰るよ」と伝えて、帰宅したら「帰ったよ」と細かく自分から連絡してあげましょう。
そうすれば、しつこく聞かれることもなく、予定を把握できるのでお互いがストレスを軽減できます。共有のスケジュール管理アプリを使うのもよさそう!

 

4.恋人が不快にならない程度に受け流す

重い恋人の行動をすべて受け止めるのはストレスがたまります。ある程度重たい言動を受け流すのは、上手く付き合うための手段です。あからさまにスルーするとさすがに怒るので、「そうだね、わかる」のような簡単で肯定的な相づちをしてみましょう。手をつなぐ・頭をなでるなどのスキンシップで反応する、受け流すコミュニケーション術を身につけることもおすすめです。

 

5.趣味が見つかるように手伝う

相手に、恋愛以外のことに関心を向けてもらえれば、今よりも依存される度合いは低くなりますよね。なんの趣味もない恋人に依存されているならば、趣味が見つかるようにサポートしてあげるのも大事なこと。最初は一緒に楽しめる趣味を見つけるような方法でも、恋人がその趣味にハマってくれれば、そのうちにひとりの時間も楽しめるようになるはず!


恋愛依存とサヨナラする方法を診断!

最後に、恋愛依存とサヨナラする方法がわかる心理テストをご用意しました! 恋愛依存気味で悩むあなた、必見ですよ!

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【まとめ】

恋愛はのめりこみすぎると、自分がつらくなります。それだけ想える相手に出会えたのは幸せですが、自分を見失わないように、一緒にいて頑張れる存在になれると、苦しくない大人な恋愛ができそう♡