「関る」正しく読めますか?簡単そうに見えて、意外な読み方です

小学校で習うような簡単な漢字でも、送り仮名が変わるだけで急に難読漢字になってしまうことがあります。たとえば、「確り」「倒ける」「柔やか」など。
そんな「読めそうで意外と読めない日本語」クイズより、本日挑戦していただくお題はこちら!

「関る」
こちらの読み方、分かりますか? 場合によっては「かかわる」と読まれることもありますが、正式には別の読み方を持っています。いったい何と読むのか、ヒントをもとに推理してみてください。

■ここでヒント!

読み方を推理しやすくするために、まずは言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によれば、「関る」の意味は次のとおりです。

1 物事にかかわりをもつ。関係する。関与する。
2 主に目上から、好意の表れとしてあることを受ける。こうむる。

どちらの意味でも使われますが、おなじみなのは2の意味かもしれません。会話や文章では、「お招きに関る」「お褒めに関る」といった使われ方が一般的です。ちなみに、読み方をひらがなで書くと「○○○る」の4文字になります。
さて、そんな「関る」はいったい何と読むのでしょうか? さっそく正解を見てみましょう!

■正解は、こちら!

「関る」の読み方、正解は「あずかる」でした! 「お褒めにあずかる」という言い回しはわりとよく聞きますよね。
ちなみに2010年頃までは関ると書いた際に「かかわる」と「あずかる」はどちらも正しい読み方として使われていましたが、現在では「あずかる」と読むのが主流となっています。

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(豊島オリカ)

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