食事制限も毎日の運動も、全然辛くなく継続できるようになった3つの理由。【今週のガチダイエット日記】

ある日急にダイエットスイッチが入り、日頃の生活改善を続けているライター後藤です。
「目先の体重減にとらわれず、長期的に食事を改善し、運動をして筋肉をつけて引き締める」というダイエット戦略のもとに、今コツコツとこんな感じの生活をしています。

(毎回同じ文章が結構長文になるので画像にしました)

いろいろとトライ&エラーを繰り返しながらやることをちょこちょこ変えているわけですが、どんどん「健康」要素が強くなってきていますね。

さて前回記事での次回予告は「毎日雨予報でウォーキングの危機! というわけで家トレを見直してみた」というものでしたが、全然雨降らなかったので今週もコツコツ朝&夕方のウォーキングと筋トレ、食事制限…という積み重ねを行っています。

この生活を続けてだいたい1か月が経過したのですが、急に「何をやっても絶対この体重を下回らなかった」というびくともしなかったラインをようやく下回ってくれました。といっても本当に微弱ですが。ついでに顔のむくみが気にならなくなったり、埋まっていた鎖骨が少しずつ出てきてくれたり、きつかったボトムが少しずつ余裕が出てきたり…と、体重減以上に体が変化してくれているような気がしています。

結構さまざまなことを意識して生活していると、友人たちに「しんどくない?」「なんで続けられるの?」と聞かれることがありますが、強がりでもなんでもなく、よくよく考えてみると全然しんどくない。
じゃあどうしてなのだろうと理由を言語化してみました。

【1】自分の意思で、自分が向かいたい方向に変われるって、楽しい

「自分の意思で行動したことで、自分が向かいたい方向に変われること」って、びっくりするほど楽しいのです。

今までの私は「本当はノースリーブの服が着たいけど、二の腕が気になるから着られない」という思考回路だったのですが、ふと「じゃあ、ノースリーブが着られる体に変えればいいんじゃない?」という方向に舵を切りました。

これまで「なんとなくやせたい」とぼんやり考えていたときは、食事制限も運動もちょいちょい面倒になって三日坊主になりがちだったのですが、明確に「このノースリーブがかっこよく着られるようになりたい」という目標があると、朝晩のトレーニングで重点的にその部分をやるようになりますし、「面倒だなぁ」と思わなくなりました。
なんなら周囲に人がそんなにいないなら、信号待ちの間も簡単にできる二の腕のトレーニングしてるくらい、「なりたい自分に向かうための行動をする」に考えを切り替えると、自分からやるようになる。しかも楽しい。

具体的に「このノースリーブをかっこよく着たい、このパンツもかっこよく履きこなしたい、Tシャツとデニムでめっちゃかっこいい感じになりたい」などなど、なりたい像がイメージできると、そこに向かって行動がしやすくなります。私は仕事でお話ししたヨガインストラクターの方のたたずまいや姿勢、スタイルがかっこよすぎて「こういうたたずまいになりたい!」とはっきり体に叩き込まれたのが結構大きい変化のきっかけでした。

【2】推し活がヒマになり、もはや「ダイエット」を推し活的に捉えている

もう私の場合かなりこれ。めちゃくちゃこれ。

世界の中心になっているくらい愛している推しがグループを卒業してしまい、充電期間のようなものに入って早数か月。それまで数年間、ライブツアーがある期間は推しを追いかけて全国行脚…という日々だったのですが、それがなくぽっかりと空白があるわけです。「なんとなく好き」なものはいくつかあるけれど、「もうあんなにつらい思いはしたくない」と思っているのかなんなのか、なかなか何かに入れ込めず、心にストッパーがかかり続けている状態。

しかし先代の推しから含めると、約20年もの間「何かを猛烈に好き」という気持ちを原動力に生きてきたため「何かハマれるものが欲しい」という気持ちはふつふつとあり続ける。

そんなところにやってきたのがダイエットでした。

ダイエット、電撃卒業とか、ない。突然のメンバー変更とか、ない。基本的に、自分が思う方向にしか進んでいかない。気がラクすぎる。
それでいて世に情報は溢れまくっている。「ダイエット」を推し活ととらえると、やるべきことが多すぎる。なんなら、毎日のウォーキングとか筋トレとか食事とか、言ってしまえばもはやそれは現場なわけです。(言い過ぎ?)
現場系&分析系オタクとしては、情報を集めて、毎日の現場に臨み、結果を分析し改善し、よりよい推し活をする…っていうのが毎日できるって、超楽しい。

余談ですが毎日の筋トレやストレッチに欠かせないヨガマットは推しカラーです!

【3】「絶対に太ることしない」生活、逆に本当にストレスがない

ふと思ったんです。

・短期的な楽しみとして、太るのわかってるけど美味しいものを食べる
・長期的に考えて、自分が好きでいられるスタイルでいる

この2つを比較したとき、「自分の理想の体型よりかなり増量している」今の私の場合、意外と後者のほうが圧倒的に幸せ度合いが高いということ。
そして「あぁ太るなぁ〜」と思いながら食べることはしないようにしていても、無意識のどこかで思っていたということ。

それなら「じゃあ、今の私にとって本当に幸せな選択肢はどっち?」と考えた場合、多少調整したとしても、「今より太る可能性が限りなく低い選択肢」を選び続けるほうが、むしろラクでストレスが少ないということに気づきました。
その観点になると、不思議と「ガマンしている」という感覚にほとんどならないので、ダイエットがめちゃくちゃラク。ガマンというか、選択そのものが変わる感じ。もちろんたまには甘いものを食べたくなるけど、前みたいに「ケーキ爆食いしたい!」みたいなことはほとんど思わない。

とは言っても人の幸せってそのときどきで変わるので、もし自分の理想の体型に限りなく近づいたら、そのときはまた考えが変わるかもしれません。あくまで「今の私が本当に幸せな選択肢はどっち?」としっかり考えると、「ガマンしなきゃいけないダイエット」から解き放たれて、選ぶものが自然と変わっていきました。

ただし友達とごはんを食べに行くときまでガチガチに食事を制限すると、いろんな意味でそれはちょっと違うなぁ〜と思うので、「そのときだけお酒OK」「多少いつもより食べてもその後しっかり調整すればOK」という感じで運用中。

でもできるだけお魚だったり、メニューの中から低脂質高タンパクなものを選ぶ!

 

…とか言ってたら、これを書いている前の日の夜、お酒の勢いでうっかり食べすぎたんですが。

というわけで次回予告は「食べすぎた! じゃあどう調整したらリセットできたのか」の予定です! 乞うご期待!

構成/後藤香織