自己中とは?自己中心的な人の特徴と自己中な人への対処法5つ

自己中とは「自己中心的」だということ。つまり、「物事をなんでも自分の都合のいいように考え、行動する」ということです。そんな自己中な人が身近にいると、困りますよね。そういった人にはどう対処したらいいのか、一緒に考えてみましょう。

1:自己中とは?

自己中とは、知ってのとおり「自己中心的」ということです。自分中心に物事を考え、他の人のことなんておかまいなしという人のことを自己中心的な人とか、「自己中な人」と呼んだりします。

専門的には、「自己中心性」という似た言葉があります。これも「物事を自分中心でしか考えられないこと」を意味するのですが、スイスの心理学者で教育学者でもあったピアジェという人が、乳幼児の思考のスタイルとして、この言葉を使いました。

ということは、自己中な人は、「大人になりきれていない子どもっぽい考え方をする人」と言い換えることができるかもしれませんね。

2:実は長所もある?心理学でわかる「自己中心的な人」の特徴5つ

それでは、自己中心的な人の特徴について、まとめておきましょう。

(1)プライドが高い

自己中心的な人というのは、何よりもプライドが高いことが特徴にあります。自分に対する絶対的な自信があるため、周囲の意見や気持ちを考えず、自分は間違っていないのだと、独善的に自分中に突っ走ってしまうのです。

(2)負けず嫌い

プライドが高いことに関連して、「負けず嫌いな性格」だと自己中心的になりやすいでしょう。周囲の意見を受け入れるということを、自分が間違っているということと同じように考えるため、人の意見を素直に受け入れられないのです。

その結果、周囲に負けないようにように、何がなんでも自分の考えを押し通そうとします。

(3)協調性がない

周囲に合わせるのが苦手という人がいますよね。言い換えるならば、「空気を読めない人」。日常生活の中で、多くの人はケンカにならないようにとか、いろいろなことを考えて我慢したり、周囲に合わせようとしたりします。

ですが、自己中心的な人というのは協調性がなく、空気が読めないので、他人に合わせるということができません。

(4)自己主張が強い

自己主張が強いというのは、状況によってメリットにもデメリットにもなります。ですが、たいていの場合、「他者とのコミュニケーションをスムーズに行う」ということで考えると、自己主張が強いというのはデメリットかもしれません。

(5)ぶれない

自己中心的なことが必ずしも悪いとは言い切れません。メリットは、周囲の気持ちを考えることがないので、「自分の考えや行動がぶれない」と言えます。みんなが悩むような判断をしないといけないときに、自己中心的な人は大活躍するかもしれませんね。

3:自己中心的な男女への対処法5つ

それでは、もし、まわりに自己中心的な人がいたら、どう接していけばいいのでしょうか。

(1)聞き流す

会議などで、自己中心的な人と意見が対立したりしたら、とりあえず聞き流しましょう。自己中心的な人を説得しようと思うかもしれませんが、まぁたいていは平行線で終わります。時間が無駄ですし、疲れるだけです。

説得しようとせず、周囲の助けを借りて自分の意見が通るように企てたほうが賢明でしょう。

(2)ときにはきつく接する

自己中心的な人を放っておくと、自分の考えを押しつけてきたり、自分が得になるような行動がエスカレートしたりします。なので、「ここは」というところで、ときにはきつく接することも必要です。

会社の上司などを上手く利用して、自己中心的な人に伝えてもらうようにするといいでしょう。

(3)追い込む

自己中心的な人はプライドが高く、自分が間違っているとはみじんにも考えていません。そのため、もし聞き流すことができない状況になったら、自己中心的な人が反論できないくらい、論路的に追い込んでいきましょう。

(4)おだてる

追い込むのとは反対に、「おだてて手のひらの上で転がす」という方法もあります。自己中心的な人を立てているように思わせて、大事なところはこちらの思うとおりに仕向けさせるんです。

(5)関わらない

自己中心的な人に対するいちばんの対処法は、関わらないことです。どうしてもという場合はしかたがありませんが、そうでないのならできるだけ距離を置きましょう。

4:自己中心的な人の末路3つ

自己中心的であることは、褒められたことではありません。では、自己中心的な人というのはどうなるのでしょうか。

(1)困ったときに助けてもらえない

自己中心的な人は、周囲に迷惑をかけっぱなしです。そのため、自分が困って助けを求めるようなときがきても、誰も助けてくれないでしょう。

(2)人間関係が長続きしない

友達にしても恋愛にしても、自己中心的な人はその関係が長続きすることはないでしょう。人間関係は、お互いの公平さがないと長くは続きません。自分の主張ばかり通していてはダメなのです。

(3)なにも上手くいかない

自己中心的だと人間関係だけではなく、仕事だって上手くいきません。自分の都合のいいように物事を考えたり、得をするように行動をしたりしてしまうので、信用もなく責任ある仕事を任されるということもないでしょう。

5:まとめ

自己中心的なことは、決して褒められたことではありません。自分がもしかしたら自己中心的かもと思い当たる節があれば、早めに直す努力をしたほうがいいかもしれませんね。

初出:MENJOY ライター:MENJOY編集部

平松隆円
化粧心理学者/大学教員

1980年滋賀県生まれ。2008年世界でも類をみない化粧研究で博士(教育学)の学位を取得。京都大学研究員、国際日本文化研究センター講師、タイ国立チュラロンコーン大学講師、タイ国立スアンスナンタ・ラチャパット大学講師、東亜大学准教授(トータルビューティ学科長)などを歴任。専門は、化粧心理学や化粧文化論など。魅力や男女の恋ゴコロに関する心理にも詳しい。

現在は、日本と海外を往復しながら、大学の講義のみならず、テレビ、雑誌、講演会などの仕事を行う。主著は『化粧にみる日本文化』『黒髪と美女の日本史』『邪推するよそおい』など。