くすぐったがりな人の特徴は?くすぐったい理由と治し方、方言での言い方

くすぐったがりな人の特徴は?くすぐったい理由と治し方、方言での言い方

少しくすぐられただけで悶えてしまう「くすぐったがり」さん。対照的に、あまりくすぐったさを感じない人もいますよね。その差はどこにあるのでしょうか。「くすぐったい」というのは、人間にとってごくありふれた感覚ですが、実はまだまだ解明されていないことの多い、奥が深いもの。そこで今回は、くすぐったくなる理由や治す方法などを調べてみました。

1:くすぐったがりとは?英語でいうと?

「くすぐったがり」とは、くすぐられることに弱い人のこと。暑さ寒さを感じやすい人を「暑がり」や「寒がり」というように、「くすぐったさを感じやすい人」という意味で日常的に使われている言葉です。 英語では、くすぐるという意味の「tickle」に、「●●の特徴がある人」を表す「~ish」をつけ加えた「ticklish」で表現することができるでしょう。


2:あなたはくすぐったがり?くすぐったい理由5つ

一般的に、くすぐったがりな人はどのくらいいるのでしょうか。そこで今回『MENJOY』では、20代~40代の男女500人を対象に独自のアンケート調査を実施。「自分のことをくすぐったがりだと思いますか?」という質問をしてみました。結果は以下のとおりです。

思う・・・288人(58%)

思わない・・・212人(42%)

 

僅差ですが「くすぐったがりだと思う」と回答した人が多い結果になりました。とはいえ、人によっては脇の下や足の裏をこちょこちょされても平気な人もいますよね。なぜくすぐったがりの人とそうでない人がいるのでしょう。 実は、人がくすぐったさを感じるメカニズムは完全には解明されていないらしいのです。くすぐったさを強く感じる理由について、諸説ある中から5つご紹介します。

(1)防衛本能が強い

体のなかでくすぐったさを強く感じるところといえば、首筋や脇の下、太ももの内側など皮膚が薄くやわらかいところばかりですよね。くすぐったさを感じるのは、そういった人間の弱い場所、いわゆる急所を守るため防衛本能が働くからだという説があります。
そのことからくすぐったがりの人は、外からの刺激を敏感に感じとる防衛本能の強いタイプなのかもしれません。

 

(2)皮膚が薄い

体質的に皮膚が薄い場合、外部から与えられる刺激に弱く、敏感になってしまうもの。そういう人は、くすぐったさだけではなく、さまざまな皮膚感覚に強く反応してしまうようです。
ある意味これも、弱い部分を守ろうとする防衛本能の一部といえるかもしれませんね!

 

(3)他人に触られるのが苦手

自分で脇の下や首筋を触ってみても、あまりくすぐったさを感じませんよね。
一方で、他人から触られるとくすぐったい。この違いは「行動を予測できるかどうか」だといわれています。 自分でくすぐるときは、動作を行う時点で既に脳が察知している状態です。ただ、他人から触られるとなると行動が予測できません。予測できない刺激だから過剰に反応してしまうのだそうです。

 

(4)緊張感が強い

くすぐったがりの人は、「くすぐられる」と察知したときから、既に身構えて緊張してしているケースも多いです。緊張しているということは、すなわち交感神経が優位になっているということ。  緊張することで交感神経が働くため、より不快感のほうを強く感じ取ってしまうのかもしれません!

 

(5)笑い上戸

少しくすぐっただけで大笑いしてしまう人は、くすぐったがりではなく、笑い上戸である可能性があります。
くすぐったいという感覚自体は普通の人とそう変わらないくらいでも、くすぐられているという状況がおもしろくて笑ってしまう……。普段から、何かにつけて笑いのツボが浅い、よく笑うタイプの人は、その可能性も考えられそうですね。


3:エッチの最中、くすぐったがりな人が辞めてほしいこと3つ

くすぐったがりな人は感度がいいと聞いたことはありませんか? 敏感で反応がいいと、恋人とのいちゃいちゃスキンシップも盛り上がりますよね。 ただ、それにも限度があるようで、極度のくすぐったがりな人にとっては苦痛に感じることも。思わず「これもダメなの?」と言ってしまいそうになる、くすぐったがりな人がエッチ中に辞めてほしいことをご紹介します。

(1)服を脱がされるだけでくすぐったい

いい雰囲気になって、いざ洋服を脱ぐ段階になったとき。お互いの服を脱がせ合うのもなエッチな気分になりますが、くすぐったがりの人にとってはとんでもない行為。 くすぐったがりの人は触れるか触れないかという曖昧な刺激に弱いので、Tシャツを捲られるだけでもうアウト。我慢したくてもムズムズが堪えきれなくなって笑いだしてしまうのです。もはやプレイ以前の問題といえそう。

 

(2)首筋・耳元は避けて!

人間の弱い部分、急所はイコール性感帯といってもいいほど敏感で感じやすいところ。でもくすぐったがりの人にとっては逆効果になりかねません。 首筋にキスされると鳥肌が立つ、耳元で甘い言葉を囁かれても吹きかかる息が気になって耳に入らない……なんていうことも。

 

(3)目隠しはNG

いつもよりちょっと大胆なことを試したい、そんな夜もありますよね。手軽にできるエッチないたずらといえば「目隠し」ですが、くすぐったがりの人にとっては苦手分野。 視覚を奪われてしまうため、全神経が皮膚感覚に集中してしまい、いつも以上にくすぐったさを感じてしまう羽目に…。色っぽさもそっちのけで、くすぐったさに笑い転げてしまうかも。


4:くすぐったいの方言がおもしろい!

「くすぐったい」の方言は、全国各地にどのようなものがあるのでしょう。

(1)「こそばい」「こちょばい」(中部、近畿、中国、九州地方)

標準語である「くすぐったい」の次によく耳にする「こそばい」や「こちょばい」。こちらが標準語だと思っていた人もいるのではないでしょうか。「こそばい」や「こちょばい」は、中部地方から近畿、中国、九州地方まで幅広い地方で使われている方言なんです。

(2)「ももっちい」(甲州弁)

甲州弁で「くすぐったい」を「ももっちい」といいます。甲州弁は山梨県で使用されている方言です。山梨放送には「モモッチ」というマスコットキャラクターがいて、桃のイメージと「知的好奇心を“くすぐる”」という意味をかけ合わせたキャラなんだそうです。

(3)「むぐったい」(群馬弁)

群馬弁で「くすぐったい」のことを「むぐったい」といいます。くすぐったいときだけではなく、むずがゆい気持ちの表現としてもよく使用されるのだそうです。例えば、褒められて嬉しいけれど何だか照れてむずがゆい気持ちになったときなど、「何だかむずむずする」というシーンで利用されます。

(4)「もちょこい」(北海道弁)

北海道弁で「くすぐったい」は「もちょこい」といいます。「もちょこい」も「くすぐったい」以外に「かゆい」などの意味もあります。北海道弁にはなぜか「くすぐる」系の表現が多く、相手をくすぐることを「こちょばす」「もちょがす」なんて表現するそうです。

(5)「はちこーさん」(沖縄弁)

「はちこーさん」は沖縄弁で「くすぐったい」という意味の言葉ですが、現在ではあまり使われていないそうです。「肌触りが良くない」といったネガティブな意味も持った言葉なので、沖縄弁のプロ(?)以外は使わないほうが無難かもしれません。


5:まとめ

くすぐったがりなことをコンプレックスに思う人もいるかもしれません。しかし、友人におもしろがってもらえたり、恋人との仲を深めたりできるステキな体質です。 本人はくすぐったくて大変な思いをしているかもしれませんが、そのぶんたくさん笑えてラッキー!とポジティブに捉えてみるといいかもしれません。

初出:MENJOY ライター:MENJOY編集部

松田優
2017年よりライター・ディレクターとして活動を開始。2019年に『ドミノ倒れ』『かぼちゃの馬車のクレームブリュレ』を同時刊行して小説家デビュー。小説家・ライターとして小説やキャッチコピー、コラム記事など幅広い執筆を行いつつ、ライターチーム『WritingWrite』のリーダー兼ディレクターとしても活動。日本ペンクラブ会員。