一人称「僕」は幼稚?「俺」「私」…どれを使うかで心理がバレバレ!

場所や相手によって一人称を使い分けている男性っていますよね。いつも「僕」って言っている彼が、急に興奮して「俺さ……!」なんて言うとちょっとドキッとしちゃいます。今回は「男性の一人称」の裏に隠れる心理を、筆者が独自の解釈も交えて分析していきます。

1:男性の一人称は「僕」「俺」「私」……どれが好き?

(1)彼があなたに使う一人称で、彼の心理がバレバレ?

彼があなたに使う一人称ってなんでしょうか? 一人称って実は人の心理が結構如実に表れてくるものなんです。「僕」? 「俺」? それとも「私」? 恋人同士なら基本的には「僕」や「俺」が多いと思います。

なぜなら、「私」と男性が使う場合は、かなり自分との間に距離があるときだからです。すごくていねいで謙虚な人なら使う可能性もありますが、仲がよくなってくれば「僕」とか「俺」に変わってくるでしょう。

(2)女は「僕」よりも「俺」が好き?

男性が使う一人称は「俺」の方がカッコよくて好きという女性もいますよね。

「“僕”って使ってる男性って主体性がないというか、デートとかでもあんまり引っ張ってくれなさそうな感じがする」(Nさん/26歳)

「“俺”って言ってる男性の方が強気で押してくれて、キュンキュンすることが多い」(Uさん/28歳)

女性たちからは、こんな声が聞かれました。

 

2:一人称が「僕」の男性心理7つ

ではそれぞれの一人称ごとに使う男性の心理を見てみましょう。まずは「僕」と言う男性からです。

(1)少し子供っぽい

自分を「僕」と言う男性でいちばんに挙げられる性格の特徴が“子供っぽい”というモノ。「僕」と使い出すのは、大体5歳くらいから。自分のことを名前で呼んでいた子供が、他人との関係を考え始めて最初に使うのが「僕」なんです。

ですから、そのころのような気持ちのまま大人になっている可能性も高いです。「僕」を使う男性は、よく言えば、子供のころのピュアな気持ちを忘れていないとも言えるでしょう。

(2)甘えん坊

「僕」を使う男性は甘えん坊な性格かもしれません。自分を庇護してくれる“親”という存在が大人になっていなくなると、恋人がそれに取って代わります。

恋人に「僕」と使う場合、甘えたいという気持ちの裏返しであることもあります。

(3)マザコン

「僕」という男性には、子供っぽい心理が隠れていると書きました。ここから派生して、「僕」と言う男性は“まだまだ母親に甘えていたい”という心理があると考えられます。

そのため母親からの愛を必要としていて、マザコンの傾向が強いとも言えるでしょう。

(4)相手と対等または下

恋人と一緒にいるときに「僕」と使う男性は、相手との関係を対等に保ちたいという意思が働いていることも多くなります。

まれにこれが行き過ぎると、「自分の下に扱って欲しい」という、ちょっとMっぽい心理が生まれる場合も。

(5)自信がない

「僕」という男性で自信満々な人はあまりいません。逆に自分にちょっと自信がないという心が無意識にでもある人がほとんどです。

(6)相手と距離が近い

恋人との関係を対等に保ちたい男性が「僕」を使うといいましたが、これは相手との距離が近いという意味にもなります。

(7)可愛いキャラになりたい

「僕」を意識して選んでいる人は、自分を可愛いキャラに見せたいという思いの人も。

冒頭でも書きましたが、一人称って、相手にどんな風に見られたいかが如実に表れる部分でもあるんですね。

普段は「俺」と言っている人が、「僕」と使ってくるときには、何か裏に思惑を抱えていたり、計算高い人だったりする可能性もあります。少し注意した方がいいかもしれません。

 

3:一人称が「俺」の男性心理5つ

それでは次に、一人称が「俺」の人の心理や性格的な特徴を見てみましょう。

(1)自分が上

小学校などで「僕」と使っていた人も、異性を意識しだしたりして、小学校高学年から、中学生・高校生に上がるにつれて「俺」へと一人称を変えるようになりますね。

「俺」を使う人のいちばんの心理は、「自分が上だと相手に認識させたい」というもの。

と考えると、恋人に「俺」という一人称を使う男性は、相手を支配したいとかコントロールしたいという欲望が強い人となります。

ただし、本人としては「親しい間柄の相手には、無意識に気にせず使っている」という人が多いというのが現状でしょう。

(2)意地っ張り

「俺」という男性は、あまり自分の弱みを人に見られたくないと考える人です。

男性は基本的にプライドが高い生き物ですが、その中でも、俺しか使わない男性は意地を張って、恋人の前では弱いところを見せまいと必死になるという傾向があります。見栄っ張りとも言い換えることができるでしょう。

(3)ナルシスト

「俺」を使う男性は、自分のことに自信を持っています。なので、自信がいきすぎて、ナルシストっぽい行動をする男性も中にはいます。

(4)強くいたい

「俺」は「僕」よりも一段階年齢が上がったときに男性が使い始める一人称。それは男性として自分を意識しだした瞬間に変わります。

男性は本能的に“女性を守りたい”と考える傾向が強いため、強くいたいという意思が強い人から、幼少期の「僕」から「俺」へと変わる可能性が高いです。

(5)勝ち負けを常に意識している

男の世界は基本的に勝負の世界です。男っぽい男性が使いがちな「俺」を使う人は、この勝ち負けを常に意識しやすいとも言えるでしょう。

 

4:一人称が「私」の男性心理5つ

一人称における「私」は、基本的に相手との距離を適度に保つ、全員に平等な距離感をもつ、そういうシチュエーションで使う一人称です。

一人称が「私」の男性はどんな心理が働いているのでしょうか?

(1)相手との距離に慎重

一人称に「私」を使う人は、「僕」や「俺」を使う人よりも社会的に成長しているといえます。なので、社会人になって「私」に切り替えた人も多いでしょう。

相手との距離感をしっかりと考えてから発言するのが、一人称「私」の人の特徴です。

恋人同士で、彼が自分のことを「私」と相手が呼んでいるのなら、まだ距離感が近くなっていないともいえます。相手との距離にいつも注意を払っている人が自分のことを「私」と言うのです。

(2)相手に嫌われたくない

相手に嫌われない方法として「私」という一人称を使っている男性もいます。「私」はいちばんニュートラルな一人称。相手の女性の好みがまだわからない段階では、相手にもっとも悪い印象を与えにくいと考えられます。

ですが大抵の男性は、最初は一人称に「私」を使っていても、相手の性格などがわかってくると「僕」や「俺」に切り替わってきます。

こういう場合は、あなたに本性を見せてもいいと思ってくれたと判断してもいいでしょう。

(3)みんなと平等に付き合いたい

会社などで上の地位にいる男性の多くが「私」という一人称を使います。これはみんなと平等の距離感で付き合いたいという心理の表れでもあります。

上の立場にいるからこそ、全員とある程度の距離を取りながら接するべきという考えの持ち主なのです。

(4)控えめ

「私」を使う人は大概が控えめで謙虚な心理を持っています。「私」には、「僕」や「俺」よりも、自分を抑えているという感じが伝わってきませんか?

自分の意見を強く押し通したい!というよりは、周りの意見もしっかりと聞いて、その中で最良の判断を下そうと考える人が「私」を使いやすいのです。

(5)行動する前に考える

「私」を使う人は、感情のままに行動をする人ではないことが多いです。行動する前にはしっかりと頭の中で計画を立てて、考えてから行動に移ります。

だからといって、優柔不断で物事が決められないというわけではありません。感情的に動かないというだけで、考えるスピードはすごく速く、行動派に見えることもあります。

 

5:その他の一人称でわかる男性心理

ここまで一人称が「僕」「俺」「私」の人たちの心理を見てきました。ここからはかなり少数派の一人称を使う人の心理をみてみましょう。

最初にお断りしておくと、一人称に「僕」「俺」「私」以外を使っている男性は、相手を笑わせたいと思っているエンターテイナー的な心理か、それがカッコいいと思っている変わり者のどちらかだと思っていいでしょう。

ここではそれぞれの一人称を使うアニメや漫画の登場人物から、その心理を暴いてみます。

(1)一人称が「オイラ」の男性心理

オイラを使っているのは、『ちびまる子ちゃん』のまる子のクラスメートの山田君や、『妖怪人間べム』のベロ。

どちらも子供っぽい無邪気な性格に描かれていますね。

(2)一人称が「オラ」の男性心理

一人称がオラといえば、『クレヨンしんちゃん』の野原しんのすけ、『ドラゴンボール』の悟空。

どちらも主人公キャラで、自分を強く主張するタイプです。

(3)一人称が「ミー(me)」の男性心理

一人称がミー(me)と言う有名人といえば、『おそ松くん』のイヤミくらいでしょうか。帰国子女を気取っているイメージですね。海外かぶれという印象があります。影響されやすい性格といえます。

(4)一人称が「吾輩」の男性心理

『キテレツ大百科』のコロ助や『ケロロ軍曹』のケロロ軍曹は自分のことを我輩と呼びます。またアニメや漫画ではないですが、夏目漱石の小説『吾輩は猫である』を思い浮かべる人も多いでしょう。

我輩はかなり個性的でありながら、昔っぽさを感じさせる一人称です。

(5)一人称が「拙者」の男性心理

一人称が拙者なキャラクターというと、『るろうに剣心』の緋村剣心や、『忍者はっとり君』のハットリくん、『ルパン3世』の石川五右衛門など。

どれも武士や侍、忍者など刀を使っているキャラクターですね。現代で使っている人は、古めかしいものが好きな変わり者といえそうです。

 

6:一人称は第一印象を大きく変える!

一人称に心理的な影響がすごく出ることがわかってもらえたと思います。これは男性に限らず女性でも同じです。

一人称によって相手に与える印象はかなり変わります。自分が人からどう思われたいかをしっかりと考えて使ってください。

 

 

初出:MENJOY ライター:MENJOY編集部

大山奏
鳥取県出身。大学へ行くため上京し、心理学を専攻。卒業後も脳科学や心理学に興味があり、独学で勉強。運動も好きで、中学生の頃には水泳で県1位に。現在はランニングと筋トレを中心に運動している。

整体師。カラーセラピスト。アロマテラピーインストラクター。癒し系と、運動系記事分野で多数の記事を連載中。『Menjoy!』ではインタビューを中心に業界人の知る男女関係について執筆します。